2018年10月度撮影会

実施日 2018年 10月09日(火)~10日(水)
撮影地 長野県 蓼科高原・八千穂高原
課 題  『秋たけなわ・撮影会作品』
世話役 安田二朗 見城好豊
参加者 24名


 今年の宿泊撮影会は、長野県の蓼科高原と八千穂高原に秋色を求めて行く。

 今年は、夏の猛暑に加え、9月4日に神戸に上陸した台風21号や9月30日の台風24号と超大型の台風が日本列島を縦断し、各地に大きな被害をもたらした。撮影地の倒木や紅葉へに影響など心配を抱いて現地に向かう。

 いつもの様にJR摂津富田駅を7時半出発。松坂屋横で残りの参加者を乗せ、新しく出来た高槻インターチェンジから長野に向かう。今回はバス会社の都合で中型バスが大型バスに変更なり、1人二席の快適なバス旅行となった。

 昼食は多賀SAで弁当を買い、車内で取る。午後1時半、最初の撮影地、乙女滝に到着。バスを今晩泊まる横谷温泉旅館に止め、撮影に向かう。

 10月に入っても天候不順が続いたが、今日はよく晴れて、いい雲も浮かんでいる。名に似合わ無い豪壮な乙女滝を撮るには、絶好の日和である。水量もこれまで来た中では一番多い。
 滝は下から撮ることが多いが、乙女滝は横の岩場を登ると色々な角度で迫力のある写真が撮れる。皆、歳を忘れて岩場にアタック。おぼつかない格好でシャッターを切る。レンズキャップを落とした方はいたが、掛けていた傷害保険が役立たなかったのは幸いであった。

 




乙女滝の撮影風景
(360度カメラで藤原祐治さん撮影)
 

乙女滝の撮影終了。横谷温泉旅館前で一服

 バスで次の撮影地「横谷峡」に向かう。10分足らずで横谷峡遊歩道入口の横谷観音に到着。ここから渓流沿いの遊歩道を下りながら横谷温泉旅館まで撮影。横谷観音付近の紅葉は夕日に映えて素晴らしかった。渓谷に下りると紅葉は未だ半分程度。しかし夕日が渓流に射し、写欲をそそる。しばしカメラを向ける。
 5時過ぎ、横谷温泉旅館前に全員そろいチェックイン。

 
   
 横谷観音付近の紅葉  渓流沿いの紅葉はいま一つ
 

 6時半、宴会場に全員揃う。
宮田会長にご挨拶頂き、乾杯の音頭を取って頂く。 温泉にも入り一日の疲れも流した後の食事はおいしい。
 アルコールも入り楽しい一時を過ごす。残念なのは隣の宴会場のカラオケがうるさい。

 明日の予定を徹底しお開きとなる。

 この後、乙女滝と星空を撮りに行かれた熱心な方が何名かおられた。



 二日目。8時出発。御射鹿池に向かう。早朝の風の無い時間帯に御射鹿池の映り込みを撮りたかったが、期待したほどの光景にはならなかった。30分ほどで切り上げ次の撮影地、八千穂高原白樺群生地に向かう。
   10時過ぎ、白樺群生地に到着。若干雲が多いが青空もある。白樺の白い幹に紅葉が美しい。
 この白樺群生地は200haに50万本の白樺が自生。とてつもなく広い。迷子にならない様、自動車道の見える範囲で1時間余り白樺撮影に没頭する。残念ながら紅葉する樹は少なく、いいポイントを探すのに苦労した。
   

 白樺群生地のすぐ隣にある八千穂高原自然園に移動。この中には白樺林はもとより、川や滝もある。散策路がいくつかあるが、昼食を含めて2時間の制約があり全部は回れない。結局入口から滝のあるところまでの往復になったが、撮影ポイントは結構あった。    。 
   
   滝周辺の風景

 撮影を終了し、1時過ぎ、八千穂自然園を出発。最初の休憩場所の諏訪SAで長野のお土産を買う。途中何度か交通渋滞に巻き込まれたが、30分程度の遅れで高槻に到着。

 今回の撮影会では、蓼科・八千穂地方は、心配していた台風の被害をほとんど受けていなかった様である。また天候に恵まれ、作品も出来たことと思います。



 



写 真 : 見城好豊 西村武 吉岡光雄
文 責 : 見城好豊