2013年9月度撮影会

実施日 2013年 9月34日(火)~4日(水)
撮影地 木曽御岳山麓
課 題  『初秋』
世話役 二宮賢市 辻本寛一
参加者 22名


 
まだ残暑厳しい時期、木曽御岳山麓の海抜1000m付近の比較的涼しい所で、撮影会を計画した。今回は長野県王滝村の山荘に宿泊し、一泊二日で木曽御岳山麓の撮影を楽しんだ。
 天気予報は二日とも、全国的に大荒れ、大雨警報・洪水警報の出ているところもあり、せめて雷だけは発生しない様願いながら大阪を出発。道中降ったり上がったりと気をもんだが、中央道中津川インターを降りて最初の撮影「地龍神の滝」に着くと薄日の好天。滝と渓谷の撮影を楽しむ。
 道の駅「きらら坂下」で昼食を取り、開田高原に向かう。3時半、開田高原「木曽馬の里」に到着。天候は良好。白いソバの花が高原一杯に咲き、撮影欲をそそられる。2時間半余り撮影。期待していた日没風景や夕焼けにはならなかったが、そこそこ満足できた。撮影を切り上げ宿の「大又山荘」に向かう。
 
龍神の滝
 
開田高原 木曽馬の里
  大又山荘に19時半到着。すぐ夕食にする。御馳走は山菜と川魚等。ビールも1時間ほどで切り上げ、明朝5時出発に備えて早めに就寝。
 夜中に雨の音が気になる。窓を開けると満天の星。雨音の正体は、宿のすぐ横を流れる沢の流れ。安心して再び眠る。


  二日目、遅刻する人もなく全員時間前にバスに乗車。自然湖への道は狭く心配はしたが、対向車もなく5時半無事自然湖に到着。
 あたり一面霧覆われ幻想の世界。少しずつ霧が晴れ、光も入り表情を変えて行く。すばらしい光景に感動。しかし腕と感性がついて行かない。それでも一生懸命シャッターを切り、満足感にしたる。
 集合写真を撮影する。7時半宿向けて出発。もう人々の生活も始まり、対向車が何台か来たが、運良く離合出来る場所で逢う。天候同様付きがあるのかな?
 
 
王滝村 自然湖
 8時予定通り大又山荘に到着。朝食を取り出発の準備をする。9時40分チェックアウト。次の撮影地「清滝」は、バスで5分程で着く。清滝は滝行が今でも行われ、その施設があり作品にはしにくい。40分程撮影し次の撮影地に向かう。
 10時過ぎ、滝100選に選ばれた「不易の滝」入り口の駐車場に到着。ここから滝まで10分程の登り。途中に「こもれびの滝」がある。ここで撮影に専念し「不易の滝」をあきらめる方も。ここから少し厳しい道を上ると「不易の滝」。今年は水量もそこそこあり、雨がぱらついたり、陽が射したりと、写真撮影には最高の条件。しかし足場が悪く撮影には難儀する。

龍神の滝

こもれびの滝

不易の滝
 
 12時過ぎ、昼食を予約していた開田高原の「そば処 信州 霧しな」で、ソバの昼食。さすが信州ソバはおいしい。ここの売店で、ほとんどの方が土産物を買う。
 最後の撮影地「唐沢の滝」に向けて旧木曾街道を下る。撮影地寸前で道路崩壊のため4t以上の車は通行止め。残念だが最後の撮影をあきらめて戻ることにする。しかし旧木曾街道は狭く、大型バスがUターン出来るところが少ない。10分以上バックして頂き、やっとUターン。拍手がわく。運転手には大変ご苦労を強いてしまった。
 帰路は、名古屋近辺で豪雨に遭い、若干の渋滞はあったが、午後7時高槻に帰着。
 


文責・写真 : 見城好豊