2012年6月度撮影会

実施日 2012年06月05日(火)
撮影地 京都府美山周辺
課 題  『梅雨から初夏へ』
世話役 宮田武 福井重数 西川誠 鎌田茂
参加者 23名


 「梅雨の時期 雨が素敵なところへ行きましょう」と言うことで、今月の撮影会はバスを借り切り美山方面に行くことになった。JR富田駅(6:40)→JR高槻駅→阪急水無瀬駅→JR長岡京駅と順に会員をピックアップし、京都丹波道路経由で園部から美山に向かう。
 3日前に下見頂いた世話役のご苦労が実り、美山の手前で林間に咲く「ベニバナヤマシャクヤク」の撮影が出来た。希少野生生物に指定されたこの花は、開花期間も三日と短く、群生地も少ないので、撮影できたのは非常に幸運であった。1時間半、撮影を楽しむ。
 車内で各自買い求めた弁当を食べ美山の茅葺きの里に向かう。ここは慣れた撮影地。それぞれ好きな所に向かう。広い撮影地に疲れ、休みの方が多い方も。

ベニバナヤマシャクヤクの群生地 や 赤いポストに郵便車など 目新しい撮影アイテムに恵まれる
美山での撮影組 と 一服組

美山の茅葺き家屋をバックに記念撮影
 茅葺きの里では、田んぼの畦に花の咲く桐の木があった。撮影のポイントに使ったが、近づいて見ると絶滅危惧種や天然記念物に指定されているモリアオガエルの卵の入った泡の袋がぶら下がっていた。豊かな自然に感謝しながら撮影。
 美山からさらに奥の「芦生の森」に向かう。今回は芦生の森の雰囲気だけ味わおうと言うことで、1時間だけ渓谷を歩く。ほんの入り口だけでいい撮影ポイントはなかったが、時間をかけて奥深く行きたい所である。
 最後の撮影地は、帰り道の途中で、藁葺き民家の周りにマーガレットの咲き乱れる所。田を隔てた向こうに焚き火の煙も上がりいい雰囲気であった。
 撮影を堪能し帰途につく。今回は女性ゲストもあり賑やかな撮影会となった。

モリアオガエルの卵


文責・写真 : 見城好豊