第52回 川崎重工業竃セ石工場/カワサキワ−ルド


 西日本を代表する重工業の現場を見学

                                      
2011年3月3日(木)

                   参加者  87名(高槻82名  茨木摂津3名  その他2名) 
     

平成23年度の活動スタ−ト!!
今年度の初回例会は関西を代表する重工業業界の「川崎重工竃セ石工場とカワサキワ−ルドを訪ねました。
昨年来から、参加者の減少傾向が続いていましたが、今回の例会は、電器産業で育った会員の多くが重工業に関心を持っている為なのか、募集定員をオ−バ−して95名もの参加申し込みがありました。
例会当日までには若干のキャンセルがありましたが、87名の方々が高槻市役所前を出発できました。
見学先構内バス定員を理由に、1号車はカワサキワ−ルド廻りで川崎重工竃セ石工場へ、2号車は逆に川崎工業鰍ヨ直行することに。
HP担当の私は2号車組でした。
明石工場の看板に迎えられて、構内へ!
会社説明会会場に案内され、見学担当者から説明を受けました。
説明に聞き入る会員の皆様です(2号車の方々)

川崎重工鰍ヘ造船・電車・ロボット・オ-トバイなどのガスタ−ビンやモ−タ−サイクルエンジン関連の製品を幅広く展開している会社で、我ら電器産業で育った社会見学クラブ会員にとっては分野の異なるテクノロジ−に期待を膨らませての製造現場入りとなりました。
安全帽をかぶって、構内バスに分乗して出発

ここ明石工場はオ−トバイの生産が中心の工場で、途中の全長1kmの直線走行テストコ−スを見学しながら、先ずはモ−タサイクルエンジンの現場に向かいました。
生産現場は切削油の臭いが充満する中で、見学後の質疑応答で確認した通りの、カムシャフトやエンジンのケ−シングが高い内製率で製作されていました。
工場内は撮影禁止の為写真表示出来ませんが、広い工場内に工作機械が立ち並び、壮観なものでした。
工程の途中にあった朝一番の生産部品コ−ナ−には各種セクションでの加工部品が展示されていて、不良を早々に見つけ出す対策として運用されているとの説明に、素晴らしいと思ったことでした。

続いて、組立工程に!!
この行程は、オ−トバイの部品点数の多さに比例して、ジャストインシステムを導入しての多機種混載ライン。
外注部品の多さに驚くと同時に、それらの部品を正確に組み込む作業員の技能には関心するばかりでした。

見学後神戸港メリケンパ−ク内の昼食会場に移動し、1号車の方々と合流して楽しい昼食懇親会となりました。
食事風景スナップです
  会場は神戸港の海を眺めながら!
  料理は「神戸物語」と名付けた御膳!

いつもながら、楽しく懇親が拡がったのではないでしょうか?
続いて、年初の恒例の総会です。
@平成23年度の世話役再任
A平成22年度の活動報告及び23年度の活動方針
が、22年度最後の第51回例会が66名の参加で終わったことの反省・再発防止と共に佐藤会長から、
B平成22年度の会計報告と会計監査
が大都会計担当と井上会計監査役から、
C平成23年度の行事計画
が岸本副会長から、それぞれ説明が有り拍手で承認されました。
平成23年度の記念撮影をして、午後の見学に移りました。
上段は1号車の参加者、下段は2号車の参加者

午後は2号車の皆さんはカワサキワ−ルドへ入館!!
この施設は神戸海洋博物館館内にあって、川崎重工鰍フ全製品を映像と実物展示によって紹介するもので、みなさん思い思いの製品を見て廻りました。
型ヘリコプタ−前で!
ウオ−タ−ジェットの前で!
船の進水式映像を見上げて!

川崎重工鰍フ全ての見学を終え、帰路の茨木市付近で計画通りに1・2号車合流し、高槻市役所前まで無事に帰り、4月例会での再会を約束して解散としました。

HP担当:佐藤隆重

今回のリ−ダ−  :佐藤隆重
    サブリ−ダ− :岸本孝一 内田頼久 大都百合子