登山No.2  愛宕山

2009年10月13日(火)  参加者29名



 京都の最高峰愛宕山(924m)を目指す。但し、柚子の里・水尾から登り、清滝からの表参道7合目に合流し、月輪寺から清滝に下りるコースだ。清滝からの表参道は、3合目までが急坂過ぎるので避け、無難なコースを選ぶ。
 計画していた10月8日(木)は台風襲来。その2日前に全会員に10月13日(火)への変更を通知。
 当日、秋冷の朝9時、気力・体力の充実した29名の健脚が集う。軽いストレッチの後、JR保津峡から水尾までは小1時間の足馴らし。柚子風呂の松尾家の前を通る。

JR保津峡駅前広場に集合
水尾への道
   水尾から水尾分岐
                                            (表参道7合目)へ

 登り口から水尾分岐(表参道7合目)まで、1800mの上り坂。村人がよく整備してくれた道幅の広い登山道が延々と続く。100m毎に立てられた標識に励まされながら、ひたすら前進する。後ろから「休もう」と声が掛かる度に素直に応じて休む。かなりの急坂の尾根を登り切ると水尾分岐に到り、たっぷりと休息を取る。ここからおひとりが腰痛のため下山。

水尾分岐でたっぷり休憩
 ゆるやかな階段道を登ると黒門(大鳥居)が忽然と現れる。愛宕神社の参道を進む。京都市街が一望できる広場を昼食・懇親の場とする。ささやかな秋の果物や菓子類を分かち合う。
黒門
京都市街を眺めながらの昼食
 力を振り絞り280の石段を登り切り、頂上の愛宕神社に参拝する。愛宕神社は、781年和気清麻呂が王城鎮護のため創建した、明智光秀ゆかりの神社。「火廼要慎」(火の用心)のお札を求める仲間が多い。
 愛宕神社の石段を活用して全員による記念撮影を実施。

 空也、法然、親鸞、関白藤原兼実ゆかりの月輪寺へ下り、ここで休息。両足の痛みを訴えた人にスプレーをかける。

月輪寺
 ジグザグの急坂を下り、空也の出会いへ。ご健闘された皆様の姿に、思わず拍手。堂承川・清滝川に沿い、清滝バス停に到着し、解散。大多数は、嵐電嵐山まで1531分発の京都バスに乗るが、阪急嵐山まで歩いて帰るツワモノも。
 歩行距離12km、実質歩行時間4時間、歩数3万歩、標高差855m。この中級・健脚向きの愛宕山登山に成功された皆様のお名前をここに列記し、ご健闘を讃え合いたい。

秋山充久 市田佳司 上林佐喜男 後昇 内田秀雄 岡本武
隠岐洋之助 奥村和子 小嶋佳代子 小南信善 笹原国彦
新宅直幸 新宅蓉子 辰巳寛康 仲尾富三 野久保秀次 橋木悦男
服部うた子 日浦義尭 細野宇一 柚木進 渡辺重雄 新井忠明
岡村肇 冨士永義文 松島武宣 今村康男 藤北勇美 谷田透

         以上



世話役:辰巳寛康 岡村肇 仲尾富三

文 :辰巳寛康
写真:仲尾富三