北摂歩こう会 特別行事  ススキの曽爾高原を歩く

2007年 10月 25日(木)  参加者 84名

 ススキがいっぱいの曽爾高原を訪ねた。風邪で二人休みがあり、84名参加。
早朝のインターネットで天気予報を見る。曽爾村の降水確率は、70%「雨ときに止む」という冷酷なもの。出発時にはポツリポツリと小さな雨粒も。
 しかし、バスの中は元気いっぱい。恒例となったクイズが始まる。1号車は前中名誉会長、2号車は辰巳副会長が出題。レベルの高い?問題に頭をひねる。
 


 車中から「国立曽爾青少年の家」に電話を入れる。
 現地の天気を聞くと、未だ降っていないが今にも泣き出しそうな空だと悲しい返事が帰ってくる。悪天候に備えてコース変更も考える。

 曽爾村に近づく。車窓から見ると道路は濡れているが空は明るい。少し雨が降った様だが希望がもてそうだ。曽爾高原下の駐車場に到着。これから先はトイレが無い。弁当を受け取り、用足しや荷物の準備をし、出発を待つ。

 空は予想以上に明るい。登山は予定通り実施することに決まる。駐車場からススキいっぱいの曽爾高原に上る。中央の広場でストレッチ体操し、これからの登山に備える。

 ススキの曽爾高原をバックに3組にわかれて、恒例の記念写真。
ここから健脚コースと一般コースの二手に分かれ、別行動となる。
 
高槻支部(1)の皆さん
高槻支部(2)の皆さん
茨木摂津支部および他支部の皆さん
【健脚コース】
 一般コースの方とは一足先に、曽爾高原のお亀の池を出発。亀山峠を越えて倶留尊山(くろそやま)に向かう。
 亀山峠を越えると見晴らしの良いコースが続く。眼下には、曽爾高原のススキとお亀の池が広がり、少し先に一般コースの方が登る亀山が望める。
 右の写真は亀山の展望。絶景!絶景!

 しかし良い眺めは長くは続かない。ガスに包まれて難所をロープ伝いに登る。岩場・難関 この辺になるとかなり息が上がる。


 二本ソボを越え、倶留尊山(1,038m)へ。一人の落伍者もなく29人全員登頂。記念の集合写真を撮る(井上誠一氏撮影)

 時折霧が切れるが殆ど展望出来ない。昼食を取り、登頂した道を下山。

 
 
 下山するに従い展望が開けてくる。再び曽爾高原が目に飛び込んで来た。お亀池もくっきり見える。登りの時とは異なる印象だ。
 亀山峠を経て無事曽爾高原に下りる。達成感にしたる。
 一般コースの方は、既に曽爾高原を去って姿はない。今頃は温泉で汗を流しているのだろうと、思いをはせる。
 駐車場に戻る。バスでファームガーデンに向かう。



【一般コース】
 健脚コースから10分ほど時間をおいて曽爾高原を出発。
 55名の一般コースのメンバーが緩やかな坂道を亀山峠に向かって登る。途中で景色にみとれる方、写真の撮影に夢中の方もいて、長い長い列になる。
 亀山峠に到着。休憩を取る。北側の山の尾根を見ると倶留尊山に向かう健脚コースのメンバーが見える。誰か大きな声で健脚コースのメンバーに声をかけたが、帰ってきたのは、曽爾高原の小学生の声だった。皆一生懸命登っているのだろう。

 十分休憩を取り亀山に向かう。心地よい登山道を登って行くと突然岩場に出くわす。しばし大渋滞。

 少し苦しんで亀山の頂きに到着。青空も多くなり良い天気になってきた。亀山の狭い頂上で55名が昼食。道まで占領しての昼食で、他の登山者に気を遣う。
 眺めも良く、ゆっくり頂上の昼食・休憩を楽しんで、背丈以上のススキの中を曽爾高原に下る。曽爾高原で1時間弱自由に過ごして、駐車場のバスに集合する。

 バスでファームガーデンに到着。1時間半ほどの自由行動。すぐ近くの温泉「お亀の湯」に向かう人、買い物をする人、集まって談笑する人、人それぞれ。

 30分余り遅れて健脚コースのメンバーが合流。にぎやかになる。

 予定より1時間早い3時半に出発。途中交通事故による渋滞に巻き込まれたが、予定の7時に照明社に無事帰着。


        文   :見城好豊
        写真 :見城好豊(一般コース)

            :田代英利(健脚コース)
            :井上誠一(健脚コース集合写真)