北摂歩こう会 第65回例会  水の郷・近江八幡巡り

                      2007年 5月 10日(木)  参加者 75名

 長期予報ではいいはずの天気が、前夜の天気予報では荒れ模様。
 9時半、早い方が集まり始めた頃、JR近江八幡駅では、雷鳴と共に土砂降りの雨に見舞われる。今日は出発が10時半と遅いので、それまでに治まってくれることを祈る。落雷がおさまらなければ、中止せざるを得ない。

 10時半、雷はおさまり、雨も小康状態。参加者も75名と悪天候の割りには、多い。
 カッパを着、傘を開き、雨への準備をしながら、今日の行動予定を田代幹事から聞く。通りのよい田代さんの声も、今日は雨音に消され気味。

 完全武装で出発。駅前の広い通りに出て間もなく左に曲がり、「琵琶湖よし笛ロード」に向かう。歩道も広く歩きやすい。歩道脇に植えられたさつきが、雨に洗われて鮮やか。
 琵琶湖よし笛ロードに出る。左側に白鳥川が流れ、右は田圃。田植えの準備も見られる。
左の川原のヨシの中からは、雨にもかかわらず小鳥のさえずりが絶え間なく聞こえる。小鳥の姿も時々見える。我々について来る様な感じもする。天気がよければウオーキングをもっと楽しめると思う。少し残念。
 琵琶湖あし笛ロードと分かれて市街地へと入る。雨は相変わらず降り続く。風もあり、厳しい歩きとなる

 本願寺八幡別院に着く。お寺にお願いして雨宿りさせて頂く。雨は弱くなったり、強くなったり。止む気配はない。八幡公園で取る予定の昼食を早めて、ここで取らせ当て頂く。本堂の回廊の下で雨を避けて昼食。八幡別院の本堂も立派だが、表門の大きさと透かし彫りの彫り物もすばらしい。
 本願寺八幡別院を後にし、間もなく八幡堀に出る。八幡公園に寄り道してまた八幡堀に戻る。堀端の気持ちのいい道が続く。
 空が少し明るくなる。敷島紡績工場の近くに来ると雨もほぼ上がる。堀端の景色のよいところである。ここで3組みに分かれて記念写真を撮る。
高槻支部(1)の皆さん
高槻支部(2)の皆さん
茨木摂津支部およびその他の支部の皆さん

 日牟礼八幡宮に寄り、また八幡堀に戻る。堀端の狭い道を通る。かわらミュージアムから西の湖に続く水郷に行く予定だったが、天候不順で中止し、近江商人の町へ。途中、小舟を橋桁にした面白い橋があった。
 近江商人の町に入る。格子戸や見越しの松、うだつなどが並び「重要伝統的建造物群保存地区」として町並みが保存され、雨上がりで、しっとりと落ち着いたいい雰囲気をかもし出していた。立ち止まる人が多く、時間をかけて町を抜ける。
 近江商人の町を出た所のあきんどの里で買い物を楽しむ。
 今回は、天気に振り回された一日であった。駅から1km足らずの所に、有名な和菓子店がある。その手前の広場で今日一日を反省し解散する。解散後和菓子店になだれ込み、また買い物を楽しむ。

      文、写真: 見城好豊