2012年12月23日

水野英雄

水野英雄さんの紹介

 昭和48年11月の新井工場設立時に松下電子工業(現パナソニック)に入社し、 製造部門で
工場の発展と安定稼動に貢献された後、環境管理室長として二酸化炭素排出量の削減等工
場のグリーン化に取り組まれました。
 平成14年の退職後は、お孫さんの世話、気の有った仲間達との麻雀等の付き合いで、平穏
な日々を過ごされていましたが、平成21年に尿管癌を発病されました。
 持ち前の強い気力で癌を克服された現在は元の生活に戻り、ビジネスホテルのフロント業務
を仕事としながら、お孫さんの世話と麻雀等友人との付き合を楽しみ、日々元気な生活をされ
ています。

     


 2009年10月のある日、突然尿の色が何となく赤いなぁ-と思ったのが最初で、不安を感じな
がらもしばらく様子を見ていました。その後2〜3日は異常が無く、少し安心していた所、翌日に
ははっきりと血尿と分かる、どす黒い尿が出て、頭の中が真っ白になってしまいました。
 これはただ事では無いとな感じ、県立中央病院泌尿科で検査を受ける事にしました。尿検査
と膀胱の内視鏡検査を受けましたが、膀胱は問題が無いとの事でしたが、二週間後に受け
たCT検査で、尿管に腫瘍らしき物の有ることが判明して、精密検査を受けるため入院する事
になりました。
 入院検査の結果、腫瘍らしき物は左側の尿管癌と診断されました。一般的に尿道癌の治療
は転移を防ぐために、尿管と腎臓を一緒に取るのが安全な処置だと説明され、私も両方摘出
する事に同意しました。
 手術は6時間程度で終了し、2週間の入院で無事退院する事が出来ました。退院後は、3ケ
月毎の定期検診を受けていますが、現在の所再発等の異常は見つかっておりません。
 今は、二人に一人が癌にかかると言われていますので、健康診断は必ず受診すべきです。
出来れば人間ドックが一番良いのですが、市、健康組合の健康診断でも良いので、病気の
早期発見のために最低限年に一回は、受診した方が良いと痛切に思っています。