2012年9月19日

         偶然の早期発見で命拾い(腎臓癌) - - 塚田正明                      

 

          塚田正明さんの経歴

              昭和48年11月の新井工場設立時に松下電子工業(現パナソニック)

         に入社し、製造で工場の拡大に貢献後、昭和62年から、16年間(4期)

         新井市(現妙高市)市会議員として、地域社会の発展に大きな貢献を

         されました。

          現在は、病気を克服されて、スポーツジムの総支配人として、元気

         に多忙な日々を過ごされています。


   


           2005年12月30日朝7時30分頃、貧血で意識を失い倒れ救急車で近く

       の頚南病院へ運ばれ、CT検査の結果、胃潰瘍と診断されました。

       (3日ほど前から黒い便が出ていたが、大雪で除雪が大変で放って置

          いた)

       その検査で、偶然にも右の腎臓に3cm程の腫瘍の有る事が解りました。

       その為、まず胃潰瘍の治療を済ませてから、腎臓癌の摘出手術を受け

         ることになりました。

       腎臓癌の手術を控えているので、胃潰瘍は手術をせずに、胃の洗浄

      で治すことにしました。

         胃潰瘍の治療に、2月7日まで40日間かかりましたが、苦しく辛い入院

      闘病生活でした。

       その後、自宅で2週間静養して体力を付け、2月20日に新潟県立中央

      病院へ腎臓癌摘出手術のため入院しました。

          そこでのCT検査では腎臓の腫瘍は、すでに5cm程に大きくなっていま

      したので、手術の日を2月23日に決め、担当医から全摘出にしますか、

      悪い部分だけ取りますかと言われ、迷わず全摘出に決めました。

        * 全摘出 -- 転移の可能性が減るが、左の腎臓がだめになった時に

                透析必要

        * 除 去 -- 転移の可能性が残るが、左の腎臓はだめになっても機

                       能する

        手術は5時間程で終了し、2週間の入院で3月5日に退院しました。

          その後5年間は、尿・血液検査を3ヶ月に1回、CT検査を6ヶ月に1回行

      ってきましたが、転移/再発は無く、今年からは全検査が、1年に1回で済

      むようになりました。    

     今でも、頚南病院の先生から「あなたは運の良い人ですね」と言われます。
        

 [  教  訓  ]
 @ 定期健診は必ず受けよう(早期発見)
 A 便の色をチェックしよう(黒い便は要注意)
   * 黒い便 ・・・ 腸から前の臓器からの出血の可能性有り
   * 赤い便 ・・・ 腸から後の臓器からの出血の可能性有り