2012年10月13日
中小路一夫
中小路一夫さんの紹介 昭和48年11月の新井工場設立時に松下電子工業(現パナソニック)に入社し、 製造と資材部門で32年間勤務され、工場の発展と安定稼動に貢献されました。 退職後に前立腺癌を発病されて一時は落ち込まれましたが、病気克服後は地域の町内会副会長として、運動会等町内のイベント主催、学区内小学校の諸行事出席、警察署とタイアップした地域の防犯パトロール、交通安全協会理事会出席等、忙しいボランティア活動の合間を縫って、得意なゴルフと、最近力を入れている社交ダンスを楽しまれ、張りのある充実した日々を過ごされています。 |
![]() |
![]() |
私は会社を定年退職後は、上越市の健康診断を毎年受けていました。2008年10月の検診で、前立腺特異抗原の数値(0.00/下限値〜3.70ng/ml/上限値)が3.50ng/ml とやや高めの値が出ました。 検診の先生から大きな病院での再検査を勧められ、早々に県立中央病院で血液検査と尿検査を受けましたが、数値は 3.50ng/ml と市の検査結果と変わりは有りませんでした。 しかし、値が高めなので半年毎に検査をしてしばらく様子を見る事になり、半年後の検査では値が 5.50ng/ml に上昇し、一年後の検査では7.50ng/ml と値が急激に高くなっていました。 このため、2009年12月に検査入院し、前立腺の細胞を6箇所取り検査した結果、悪性の前立腺癌と診断されました。 癌告知を受けたときは、目の前が真っ暗になり、『 これで、私の人生は終わった 』 と思いました。 治療には、「放射線治療」か「前立腺摘出手術」が有るとの説明を受けた私は前立腺摘出手術を選択し、手術のため 2010年2月に、県立中央病院へ再入院し、手術には3時間程で終了し、2週間後の2月下旬に退院しました。( 現在は、3ケ月に一回、血液検査と尿検査を受けています ) 入院中に見舞いに来てくれた友人に「退院して元気になったら、体を動かす何かに打ち込みたい」と、相談したところ、社交ダンスを勧められました。 幸いにも、退院後は癌手術の後遺症はほとんど無く、日々元気に動けるようになったので、2010年4月から、「これからは前向きに、新しいことにもチャレンジして、積極的に元気に生きよう」 と発奮し、社交ダンスにチャレンジを始めました。 2年間取り組んだ結果、今年 7月にはメダルテストでスタンダード種目一級を取得し、現在は12月のラテン種目一級取得を目標にして、週に3回楽しくダンスに励んでいます。 又、2010年からは町内の役員を引き受け、2012年からは町内会副会長をも拝命したので、現在は癌の手術をした事も忘れ、忙しく充実した張り合いの有る日々を過ごさせて頂いています。 |