国営武蔵丘陵森林公園は、埼玉県滑川町と熊谷市にまたがる標高40〜90mのゆるやかな丘陵地帯にあり、東西約1km、南北約4km、面積304ヘクタールの広大な森林公園で、1974年に国の明治百年記念事業の一環として、全国初の国営公園として開園されたものです。
武蔵野の面影を残すこの公園は、休日になると家族連れやグループで賑わっていますが、脇道に足を踏み入れると、別世界のような緑の小道が続いて、野鳥の声が降ってきます。ウグイスはもう上手に囀りを聞かせ、シジュウカラも行く先々で細やかな動きを見せてくれ、外来種のソウシチョウやガビチョウも、もうすっかり定着したらしく、堂々と声を聞かせてくれました。
観察種
カイツブリ、カワウ、アオサギ、カルガモ、コジュケイ、アオゲラ、アカゲラ、コゲラ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、
オオルリ、コサメビタキ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、スズメ、ハシブトガラス、ソウシチョウ、ガビチョウ
(計 20種)