東京都・首都圏支部
作成 戸谷 輝夫

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5月定例行事の実施報告




場  所  武蔵丘陵森林公園      雨模様により中止しました!
日  時  平成21年5月17日(日) 10:00〜15:00

コース  森林公園駅〜(バス)〜森林公園西口〜大沼〜てべ沼〜植物園展示棟
     〜彫刻広場〜山田大沼〜中央レストラン(昼食)〜中央橋〜後谷沼〜
     あざみくぼ沼〜滝〜とんぼ池〜西田沼〜山田城跡〜日本庭園〜
     南口〜(バス)〜森林公園駅


キビタキ
黄色い眉と胸が鮮やか
(鳴き声:トッポジージョ等多彩)

報告(下見行)
 5月の例会は、当会初めての武蔵丘陵森林公園でしたが、前夜からあいにくの雨模様で、早朝5:30時点での現地(滑川町)の天気予報も、夕方までずっと「雨」とのことで、これではせっかく遠いところを出掛けて貰っても、森の中のコースは湿っていて危険が伴いますので、今回は残念ですが「中止」とさせていただきました。(「自然のひろば」で事前に中止連絡済み)

 ただ世話役としては一応集合場所の「森林公園駅」まで行って、インターネットで連絡のとれない方に備えましたが、幸い連絡が行き届いたのか、どなたも集合場所にはお出掛けにならず、ほっと致しました。・・・と駅の外を見ると、何と!雨があがっているではないですか。せっかくここまで
来たのだからと、以前の下見で見落としたところを回って、次の機会に備えようと独りで「武蔵丘陵森林公園」行きのバスに乗り込みました。

 公園内に入って間もなく、次々と鳥の声に包まれ、至福のときを過ごさせて貰いました。雨模様にめげず、ここまでやってきたご褒美かのように、イカル・キビタキ・シジュウカラ・ヤマガラ・エナガ・ソウシチョウ等々約20種、雨上がりの
森の道は賑やかでした。せっかくですから、この下見行をざっとご紹介し、この観察地の魅力をお伝えしようと思います。

武蔵丘陵森林公園
 埼玉県比企郡滑川町と熊谷市にまたがる比企北丘陵にあり、1974年に開園した
全国初の国営公園で、東西約1km、南北約4kmの敷地は東京ドームの約65倍ほどの広さがあり、総面積304ヘクタール程の広大な自然公園です。
 園内は、クヌギ、コナラ、アカマツなどの豊かな雑木林に覆われて、山田大沼、西田沼、
あざみくぼ沼などのたくさんの池もあり、緑と水に恵まれて動植物や野鳥の宝庫なのです。ほかに園内を一周する全長17kmの自転車専用道路が整備されているのですが、歩行者道とは区分けされており、安心して散策を楽しむことが出来ます。

観察種
 カイツブリ、カワウ、アオサギ、コジュケイ、キジバト、コゲラ、ツバメ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、トラツグミ、
 ウグイス、キビタキ、エナガ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、カワラヒワ、イカル、スズメ、
 ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ソウシチョウ         (計 24 種)

記事・写真(戸谷輝夫)     



「公園の概要図」、西口から入場して南口に出ました! (写真クリックで拡大可能
東西約1Km・南北約4Kmの広大な森林公園です!

古鎌倉街道の跡
(あの熊谷次郎直実が通った道だとか!)

彫刻広場にて
(雨上がりは人恋しくなるほど静かな一角でした)
                                   

*このページは低速通信利用者に配慮して画像解像度を押さえて作成しています。
 右の「スナップ写真コーナー」では、ここでご紹介出来なかった画像も含めて、
 少し解像度を上げた写真(拡大可)を掲げて、当日の雰囲気をお伝えしています。
スナップ写真コーナー
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