昭和記念公園を訪れたのは、2年半前の2006年10月でしたが、今回はまた季節を変えて、春季の観察会としました。野鳥は同じ場所を訪れても四季ごとに出会える種類が違ってくるので、これもひとつの魅力と言えましょう。
この時期の昭和記念公園は、チューリップや菜の花が真っ盛りで、特に当日はたまたま入場無料のおまけまで付いて、大変な人出になっていましたが、少し本道を外れて林の中に足を踏み入れると、シジュウカラをはじめ色々な野鳥の声が上から降ってきました。やはり関心をもって丹念に探せば、野鳥は私達の期待に応えてくれるものなのですね。
特に今回のハイライトはイカルの登場で、「キィーコーキヒィー」とゆっくりしたテンポの囀りがなんとも魅力的でした。「お菊二十四」という聞きなしで覚えて貰ってもいいでしょう。また人出が多く騒がしいなかにも、シジュウカラが右に左にと出迎えてくれました。