東京都・首都圏支部
作成 戸谷 輝夫

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5月定例行事の実施報告


 場 所  多摩川河口

日 時  平成20年5月18日(日) 9:30〜14:00

コ ー ス  小島新田駅(京急大師線)〜多摩川堤防〜多摩川河口(昼食)
      〜多摩川堤防〜小島新田駅  (〜川崎大師/懇親会)

参加者  河原道人、千葉 敬、石毛稔恭、杉山英夫、渡辺和夫、佐藤正弘、
      竹崎浩平、鈴木道弘、野口隆也、渡部正利、戸谷輝夫 (計 11名)


大葭切
オオヨシキリ
鳴き声(繁殖期)
「ギョギョシ、ギョギョシ」
「ケケシ、ケケシ」

報告

 多摩川は以前中流域での観察を行なったことがありますが、河口域は初めて訪れる観察地です。ここはシギ類・チドリ類の渡りの中継地として、貴重な砂洲やヨシ原が続いており、コアジサシの見事な群舞やホバリング飛翔からの飛込みは見応えありました。
 
 また干潮で現れた砂洲や干潟には、シギやチドリが忙しく餌を探す仕草が観察され、特にチュウシャクシギの曲がったくちばしが大きなカニを捕まえて、脚を外し、飲み込むまでの動作は興味深いものでした。
 
 対岸は羽田空港で、JALやANAという大きな渡り鳥?も 次々とやって来ては飛び立ち、自然の営みの一部かと見紛うばかりでした。終了後は有志で帰路途中の川崎大師に立ち寄り、大師様にお参りしつつ親睦を深めてきました。

観察種
 カンムリカイツブリ、カワウ、アオサギ、コサギ、カルガモ、コチドリ、メダイチドリ、チュウシャクシギ、ソリハシシギ、
イソシギ、キアシシギ、トウネン、ハマシギ、
セグロカモメ、コアジサシ、キジバト、ツバメ、ヒヨドリ、オオヨシキリ、
カワラヒワ、
スズメ、ムクドリ、オナガ、ハシブトガラス、ドバト   (計 25種)

記事(戸谷輝夫)、写真(野口隆也、戸谷輝夫)         



多摩川の河口まで到着!対岸は羽田飛行場 (写真クリックで拡大可能

多摩川の土手に上がると
目の前は干潟と芦原(鳥の合唱)

コアジサシがダイビングして
見事に小魚をゲット
                                   

*このページは低速通信利用者に配慮して画像解像度を押さえて作成しています。
 右の「スナップ写真コーナー」では、ここでご紹介出来なかった画像も含めて、
 少し解像度を上げた写真(拡大可)を掲げて、当日の雰囲気をお伝えしています。
スナップ写真コーナー
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