高尾山は関東山地の東南に位置し、首都圏からの交通の便に恵まれ、標高599mの山頂を中心に、ゆっくりと山歩きが楽しめます。またこの付近は南と北の植物が共存している特異な環境にあり、それに伴って野鳥も色々な種類が数多く生息しています。
午前中は曇り、午後快晴でしたが、風もなく暑くもなく、穏やかな一日でした。新緑が美しく、オオルリの鮮やかな姿ときれいな囀りが印象的でした。青葉が茂り、目には最高でしたが、この季節の高尾山はバードリスニングの世界かもしれません。
バードリスニングといえば全盲の随筆家、三宮麻由子著「鳥が教えてくれた空」日本放送出版協会刊は感動させられる本でした。
当日観察出来た鳥は全部で35種でした。
カルガモ・トビ・オオタカ・キジバト・アオバト・ヒメアマツバメ・アオゲラ・コゲラ・ツバメ・
イワツバメ・キセキレイ・ハクセキレイ・セグロセキレイ・ヒヨドリ・クロツグミ・ヤブサメ・ウグイス・エゾムシクイ・センダイムシクイ・キビタキ・オオルリ・エナガ・ヒガラ・ヤマガラ・シジュウカラ・
メジロ・ホオジロ・アオジ・カワラヒワ・イカル・スズメ・ムクドリ・カケス・ハシボソガラス・
ハシブトガラス |
報告 石毛稔恭 写真提供 千秋 賢 |
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