第7回勉強会


          日  時:   令和元年9月18日(水)
          場  所:   茅ケ崎市老人福祉センター
          出席者:   13名(登録会員14名)     


内 容: 1) 体調良くなく、勉強会へは参加出来ず、今年度は自習で育成している方を除き、全員参加、
         熱心な討議がなされた。

      2) 福助菊の育成状態に就いて討議;。

        @ Bナインの効き具合について(講師のコメント)
           ・持参した福助、伸び具合に入り色ある。
           ・中長・中中・中短と予め知らされているが(名札にも書いて有る)、8月15日の1回目の散布後、
            実際の伸び具合を観察し、Bナインが良く効くもの、効かないものを判断し、次回からのBナイン
            濃度を調整し、使う事が望ましい。中短でもよく伸びるもの、中長でも伸びにくいものがある。
            中長・中中・中短に拘らず、柳川さんは実際の伸び具合を見て、鉢を並べ替えている。

        A ジフィーポットのホルダーについて(柳川氏コメント)
           ・ ジフィーポットの外側が乾燥して来ると、硬くなり、ポットの壁を破って、根が伸びにくい。ポットを
             何時も濡らして置けば良いが、下の写真のようなポットホルダーに入れておけば、ポットが乾きに
             くく、根が伸び易い。平塚ユニディー、茅ヶ崎のシマチュウに打っている。活用を勧める。    
        
        B 各自からの育成に関しての意見
           a テキスト通りの培養土(腐葉土は近くでマテバシイの葉をかき集め糠を加えて、自分で作ている、
            施肥の方法でやっている。液肥は8月はハイポネックス、9月はPK液が中心
            夕方葉にジョーロで水を掛ける。元気が出る様に思う。(柳川さんも葉に水を掛けている)
           b ハイポネックスは窒素分は多くない、窒素(N)が多い他の液肥を使っている。
           c 液肥は各種混ぜて、8月は500倍、9月に入って300倍で使っている。今の菊は多量の肥料が必要
           d ハイポネックス1000倍を毎日水代わりに使う。
           e ポットでの育成時は網状のトレーに置いている。昨年までは水の供給は、ポット全体を水に漬けて
            行っていたが、今年はスプレーで培養土上部とポット側面に噴霧している。ポットの外側上にだけが乾き
            易い。側面乾かないように努める。
            鉢底にはヤシマットとゴロ土のものがあるが、ゴロ土の方が水が流れやすい。
            マットの上に置く培養土はゴロ土や軽石が多く、水が流れ易いように配慮が必要(柳川氏意見)
           f 雨に当てると、液肥や水遣りの水と重なり、多すぎるのでは心配。
           g 今年から雨に当てているが、順調に育っている。例年より葉が大きい。
           h 半分以上が根腐れ、1週間治療で、家人に手入れをさせたのは良く無かった。
           i 5号への定植の日が遅れ、ポットの状態で水に浸したのは失敗。決められた通りの手入れの必要を感じた。
           j ポットを鉢に定植せずに、直接花壇に植えたものは非常に良く育っている。鉢に植えても地面に植えた
            のと同じ条件を作れば、立派に育つ事を実感。ポットでの育成は問題無かった事を知る。
           k ポット使用分は根腐れ。直接定植は良く育っている。2日に1回液肥を散布している。
           l 水を遣って2日後になっても鉢が重い。水がまだ残っているのか?と鉢を傾けて見たら、水が滴る。
            鉢の底の隙間から竹串で突っついてみたら、その穴から水が出る。ヤシマットに水が溜まるはずはない
            培養土がマットの目を詰めて、水が下に落ちないに違いない。l 項の柳川氏の意見を配慮していなかった。
            場合によってはマットの代わりに大粒の軽石を使う事も!と考えた。
            水が残った場合、液肥は葉面にスプレーしても良いのでわ?液肥の瓶の使用法の中に、葉面散布もOK
            と書かれている。参考までに。
           m 以上意見を羅列、成功も失敗も、参考にして自分の菊作りに役立てて下さい。

      3) 福助菊これからの作業;
         ・テキストに従い、明日以降の増土を行う。最終10月10日時点で、培養土と鉢上端迄1cmになるように。
         ・最終増土は化粧土で行う。化粧土はジフィーポットへの植え付けの時に使ったものと同じ培養土を使う。
         ・Bナインは成長度合いを見て、噴霧するしない、希釈度を配慮する。
         ・PK液は花のための液肥、日程通り噴霧する。
      
      4) 次回は;
         ・ 11月20日(水) 10〜12時 展示会。
         ・ お互いの評価、反省と来年度計画についての意見交換。
         ・ 各位は2鉢以上を持参願いたい。
         ・ 場所は茅ケ崎市老人福祉センター・第2会議室。
               



皆さんが持参した、育成中の福助 生育の状況に就いて、討議し、勉強した

模範的に育成された福助

都合で実物を持参出来なかったA氏の福助
 
ジフィーポットで育成するのに適切なポットホルダー 
中に赤玉大を入れ、ポットが浮き上がり取り出し易く工夫した

     福助を支柱に固定する時に使うビニール紐(細く裂いて使う)            

下部の固定:培養土上面から1cmの位置で、2重にビニール紐を撒いて縛る
   
   輪台の取り付け:花びらが右の写真の程度広がったら、輪台を取り付ける
   左の緑の棒が茎とし、支柱上面を花の根本に当てて、花の根本の5mm
   下を、ビジーる紐を2重に巻いて固定する。輪台は支柱を挟んで、中間部を
   支柱に固定する。輪台上部と花びらとは少し空け、花びらが下がって来たら
   輪台も花びらとの間隙を保って下げる。花びらに接触させると花が潰れる

輪台取り付けの説明する講師

 今年の競技花は下の5種類
 
育成状況についての討議の皆さん その1
 
育成状況についての討議の皆さん その2
 
 
お集りの皆さん