2019年5月21日

第3回勉強会


日  時:   令和元年5月21日(火)
場  所:   茅ケ崎市老人福祉センター
出席者:   13名(登録会員14名)


内 容: 1) 大雨と風の大変な気象条件の中だったが、福助菊鉢上げの時期の関係及び会議室確保の困難さで、
         皆さんに迷惑をお掛けする事になりますが、予定日の21日に第3回勉強会を決行した。
         体調を崩したお一人を除き、13名が参加され、事故もなく無事目的を達した事、世話役として大変嬉しく
         ホッとしています。重ね重ね御礼申し上げます。
         
      2) 鉢上げは、柳川さんの指導の下、ほとんどの方が実習された。
         競技花の苗が1本づつ各自に渡された。実習はその苗を使って行われた。
         その花の特徴、素晴らしさが講師から説明された。
         鉢上げの手順は下の写真で説明しますので、ご覧下さい。
         
      3) 本来は、10日程前に、培養土を鉢に入れ、元肥をその上面に散布して、培養土と良く混ぜて
         置かねばならないが、今回はこの場で全てを行うので、元肥の施肥の順序が少し異なる事、
         理解して欲しい。
         各自、家での作業は、本来の手順でお願いします。    
      
      4)  鉢上げ後の処置は:
          ・鉢上げ後は3日間は水を遣らない。
          ・5月30日 ピンチ
          ・ピンチした時、乾燥肥料を大匙2杯、施肥の方法は鉢上げ時と同じ。
          ・根が伸び出したら、液肥(ハイポネックスなど)を3日に1回、1000倍液を水代わりに施す。
          ・ピンチ後、2週間に1回、乾燥肥料を大匙2杯、同じ方法で施す。
          ・鉢上げした鉢は太陽が当たる場所に置いて構わない。
          ・鉢の下は水が抜ける様に、隙間があるようにして置く事。
          ・水遣りの頻度;鉢を傾けて、鉢の底から水が出て来なくなった状態を確認し、水を施す。

       5) ポット上げ時に、今回頂いた苗と色違いの苗を、各自に2本づつ渡される、その名札が渡された。

       6) 次回は6月25日(火)。 場所は茅ケ崎市老人福祉センター。 
          本挿し芽の手順を学ぶ。具体的内容は事前に皆さんに連絡する。
          鉢上げし鉢の成長度合いを確認し合いたいので、全員、標準的な1鉢を当日持参する事。     



第3回勉強会に参加の皆さん

講師が育てた苗
4月29日挿し芽、22日後の状態

5月21日の勉強会で応急的に行った手順
元肥を植えた後に施肥する方法

本来の手順
鉢上げの10日前に元肥を培養土の上に散布、
培養土と良く混ぜて土になじませて置く方法

1.底網 (出来るだけ大きな目のもの) を敷き
ゴロ土を大カップ1杯入れる

2.培養土を大カップ1杯入れる

3.中央に軽石(中サイズ)を中央に加え、
写真のように散らばす

4.苗の先を摘まみ、鉢の中央に置く
根腐れ防止剤(ゼオライト)を根の上に散布

5.培養土を大匙1杯、中匙1杯を加える

6.大匙の背面で、鉢内側に溝を掘る
其処へ乾燥肥料大匙2杯、元肥大匙2杯加える

7.肥料:左が乾燥肥料+α、右が元肥+β
(講師が多少混ぜ物をし調整している)
8.肥料をまいた部分を箸の先でつつき中へ押し込む

9.名札を立て、水を400〜500cc加える

鉢上げ実習1

鉢上げ実習2

鉢上げ実習3

講師の指導1

講師の指導2

5月21日の天気予報 これ以上の雨量があった
悪天候のこの日、多数の参加者に感謝