第4回勉強会


          日  時:   平成30年9月13日(木)
          場  所:   茅ケ崎市老人福祉センター
          出席者:   13名(登録会員14名)     


内 容: 1) 支柱の立て方;
         ・支柱を福助の幹に沿わせて鉢の底までジワリジワリ支柱を回転させながら、鉢底まで挿す。
         ・培養土上面5cmの処に、細く裂いたビニール紐を二重に巻き、しっかりと縛る。

      2) 輪台の付け方;
         ・下の写真のように花弁が開いたら、茎の上端迄支柱を伸ばし、支柱上端より5mm下を上記と同じ紐で
          二重に巻き、しっかりと縛る。支柱に、下の写真(花が咲いて無いので模型で示す)のように輪台の足を
          挟み込み、垂れさがっている花弁にリングが触れる程度の高さでに支柱に紐で括りつける。花弁が下に
          垂れてきたら、それに合わせ、輪台は下げて調整する。

      3) 福助菊の育成状態に就いて討議;。
         ・雨の多かった昨年と違い、8月は厳しい暑さで、半分ぐらい枯らしてしまった方も多く居られた。
         ・そんな中でも、順調にと言うより、伸びすぎた、と言われる方も居られた。
          順調に生育させた方の話を聞く。
         ・テキスト通りに育成していた。との事、只、伸びすぎは品種にも関係しそう。
         又ジフィーポットを使わず、直接定植をジフィーポットに植える時期と同じ頃に行った為と今年の陽気が
         プラスして良く成長したとも思える。
         ・苗の頂部が枯れて、駄目になった方も多く居られた。頂部に培養土が付いたり、汚れた水が付着した上に
          今年の酷暑が影響して枯れたものと思われる。苗の取り扱いにはお互い注意したいもの。

      4) 福助菊への化粧土とその時の施肥;
         ・10日(勉強会時点)増し土後の鉢端部からの深さは3cm余り有る事。
         ・10月10日の増土は化粧土で行う。化粧土はジフィーポットへの植え付けの時に使ったものと同じもの。
         ・今年の春まで元木を育てた鉢の古い培養土を天日で消毒乾燥し、5mm程度の目の篩で篩った、細かな
          培養土を使う。量は大匙3杯。
         ・その時市販されている「元肥」を大匙1杯施す。
      
      5)  ドーム菊;
         ・2人がドーム菊の生育状態チェックの為持ってきた。
         ・飼育状態はまちまち。講師からジフィーポットに植えたものを頂いたが、枯らした方も多い。
         ・肥料の過剰?水の遣りすぎ?不足?鉢の大きさ(根が良く伸び、鉢が小さ過た?)も配慮も必要のようだ。
      
      6) 来年度の競技花;
         ・今年は定植用の苗を講師から頂き、定植して育成しているが、
         ・来年は予備挿し芽し発根迄を講師が行い、その苗を1本頂いて、そこから各自育成し、伸びた枝を3〜4本
          各自が、挿し芽をし、発根させて、各自が福助の苗を作り、定植させ、花を咲かせ、競う。
         ・講師がその為の苗を今年13種購入する。
         ・育成するその品種を各自が今回の勉強会で選んだ。内容は下記写真で示す。

       6) 次回は;
         ・ 11月14日(水) 10〜12時 展示会。
         ・ お互いの評価、反省と来年度計画についての意見交換。
         ・ 各位は2鉢以上を持参願いたい。
         ・ 場所は茅ケ崎市老人福祉センター・第2会議室。
               



福助幹を支柱に取り付ける紐は3つに裂いて使う

福助幹を培養土から1cmの位置で、二重に巻、支柱に結ぶ
 
支柱の立て方説明

            確りと紐を結ぶ             

輪台は直径13.5mmが望ましい

左は模擬福助幹に輪台を取り付けた状態        右は実際の取り付け状態

輪台取り付けの説明

 輪台取り付けの指導
 
各自が育成中の福助(左)とドーム菊右の2鉢)
 
来年の競技花の各自の選択表
 
お集りの皆さん