内 容: 1) 参加人員;登録会員全員が参加、菊作りへの会員の熱意を感じた。
2) 福助菊の苗の配布;
今年は会員の何人かが苗を準備し、配布するのは、基本的には止めた。
講師の柳川さんが18種類・80本程(何本かは発根なく廃棄したが)の苗を準備、柳川さんを除く13人に配布した。
他に予備として、藤本氏、荒武氏、川久保が苗を準備し、プラスαとして何人かが持ち帰る。
3) 育成競技;
柳川氏提供の苗は、この苗を育成するために、柳川氏が準備したポット用培養土、元肥(骨粉入り油粕を醗酵させた
物2に、市販の「元肥」肥料1を加えた物)、追肥(国華園菊用乾燥肥料)、止め肥(国華園・超豊作)、苦土石灰、
プロミックス、ゼオライト、などを使って育成する。
そして、11月の展示会に咲かせた花を持参し、評価し合い、優秀作を表彰する。と言う育成競技である。
4) ジフィーポト上げ;
「福助育成手引き」を基準に、柳川氏の若干のプラスαの手順を加えて、ポット上げの手順を柳川氏が、実技を伴い、
説明した。(下の写真参照)
5) ジフィーポット上げの実習;
柳川氏指導の下、ポット、肥料など、既に頂いている材料を持参した3人がポット上げを行った。
6) 5号鉢への定植;
定植の時期は2週間先になるので、この日にポット上げした、ダミー資料を使い、「福助育成手引き」を基準に
実技を伴い,柳川氏が説明した。肥料等は競技用に柳川氏提供の物を使う。
ポット上げした芽の先端が5号鉢の上端から5o〜10o出る程度に、ポットの下の培養土量を加減する。
最後に加える水の量は500t。
ポットの下の培養土は、定植の1週間前に入れ、元肥も加え、培養土と良く混ぜて置く事。
7) 5号鉢への直接鉢上げ;
挿し芽の発根が不十分な福助苗は、ポットの定植時期に、5号鉢へ直接定植する。
ポットの定植法とほぼ同じ手順、苗の先端部は5号鉢の上端部から5o〜10o上とする。培養土の上部から5号鉢の
上端部まで5p程度である事。
8) 今後の日程;
「福助育成手引き」を基準に進める、25日にポット上げした場合
8月 4日 一つまみの元肥(ポット上げ時に使ったもの)
8月 8日 5号鉢へ定植
8月15日 Bナイン噴霧(中短 400倍・中 300倍・長 250倍)、Bナイン噴霧前に水(又は液肥)を施し、
噴霧後は3日間水は施さない事 (水を遣るとBナインが効きにくい)
8月20日 増土は大匙2杯・追い肥(乾燥肥料)大匙1.5杯・苦土石灰小匙1杯・PK液500倍
8月30日 増土は大匙2杯・止め肥(超豊作)
9月 1日 ヤシ水苔マットを取り除く(培養土を日光に曝す)
9月 8日 プロミックス2〜3粒 培養土の上に置く
9月10日 増土は大匙2杯
8月15日〜9月20日 液肥(ハイポネックス等)500倍、3日毎(この日は水遣りは避ける)
9) ドーム菊の状態;
柳川氏が育成のドーム菊を一鉢持って来られた。(下の写真参照)
枝のホールド金具も付けられていた。ホールドが無いと垂れた枝が折れやすい。
10) 次回は;
9月13日(木) 支柱立ての手順・輪台の取り付け方。
実習する人は3〜4名、育成中の福助菊・支柱・輪台・ひもを持ってくる事。
出来るだけ多くの方、育成状態を講師の柳川氏に診て貰い、指導を仰ぐ。
場所は茅ケ崎市老人福祉センター。10〜12時
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