内 容: 1.会員及び出席者の確認
研修会員のお一人が正式メンバーになって頂き、14名になった。
今日の会合には全員が参加され、今年の菊の育成への皆様の意欲が表明された。
2.今年度の勉強会の日程の確認
第2回勉強会:5月23日(水) 茅ヶ崎老人福祉センター
福助菊・発根した予備挿し芽苗の交換・配布、鉢上げの実習とその後の管理
競技花用の材料配布を予定している。全員の参加を望む。
ドーム菊苗交換、ザル菊の育成についての情報交換
第3回勉強会:7月25日(水) 茅ヶ崎老人福祉センター
福助菊・競技花用苗(柳川氏準備)の提供(1人5本)、定植方法とその後の管理
ドーム菊の生育状況、ザル菊の育成状況確認
第4回勉強会:9月12日(水)) 茅ヶ崎老人福祉センター
福助菊の生育状況確認、支柱立て、輪台の取り付け方、B9使用法
ドーム菊、ざる菊の育成状況確認と管理
第5回展示会:11月15日(水)
福助菊、ドーム菊、ザル菊他の展示会及び反省会
来年度に向けての対応
3.福助菊育成の手引き
福助菊の育成法もそれなりに変化してきているので、過去使ってきたテキストを現状に合わせ、
「福助菊の育成手引き」として12頁に及ぶテキストを作成し、このホームページに掲載した。
その手引書を世話役から説明した。
特に福助の定植迄を詳細に説明、理解いただいた。講師の柳川さんもポイント・ポイントでは詳しく
一部実技も交えて説明頂いた。
特に力を入れたのは、「福助の本鉢上げを、基本に戻して、ジフィーポット(又は同等の大きさのビニール
ポット)に一旦植え、2週間、根を十分に発達させて後に、5号鉢へ定植する方法」である。
根が十分に伸びていないと、良い花を咲かせられないのは当然だが、次の年に使う苗を育てる為の新芽
の育成にも悪い影響を与える。
4.予備挿し芽用の元木の手入れ
伸び始めている新芽を立派な挿し穂に育てるための、枝葉の処理の仕方や肥料の与え方を、柳川さんから、
持って行った実際の資料の元木を使って処置して頂いた。乾燥肥料は2週間置きに施すこと。
5.競技花の育成評価
講師の柳川さんの提案で、柳川さんが今年新たに求めた10品種の苗(同じ条件で育てたもの)を定植時に
各人に5本づつ配布する。ジフィーポット(又はビニールポット)・培養土・乾燥肥料・ゼオライトも提供される。
後は各自の育成力量が試される。
11月の展示会時に審査、賞品の提供も考慮。
6.ドーム菊・ザル菊
柳川さんの育て方:
株分けより挿し芽の方が木に力が有り、良く育ち、良い花を咲かせる。
5月初めに挿し芽、6月初め小型鉢に移植し根を張らせる。7月に大きな鉢(8号・9号)へ定植する。
ピンチは7月15日と8月15日
7.その他
挿し芽の方法、水遣りなどの管理についても柳川さんから懇切な指導あり。
挿し芽後、1週間は日陰に置けば、水を遣る必要はない。その後は苗の状態、床土を掘って確かめ、
必要な時は水は霧吹きを使って与える位にする事。水分を不足気味にしないと発根しない。
水が十分あると根が無くても水を取り込めるので、根を出さない。
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