第127回松愛会静岡歩こう会

 磐田南部を歩く、千手(寿)姫ゆかりの地を訪ねて

2015/5/30(土)

〔今回のウオーキングコース〕
 JR磐田駅→中泉寺→泉蔵寺→千手寺→「千寿の前」の墓→東八王子神社→JA南部どっさり市→
「木造千手観音菩薩立像」→JR豊田町駅までの約9q。


◆ 梅雨入り前の青空が広がる5/30(土)の朝、JR磐田駅に会員・家族・友人ら18名が勢揃い。駅南口広場で朝の挨拶、コース説明、初参加の浜松在住 服部(晃)会員の紹介と支部連絡、参加者全員の集合写真撮影のあと出発。


【 写真 】 磐田駅前(南口)広場で

  
“友愛の樹”                   朝の挨拶とコース説明を聞く参加者

  

ストレッチ体操

集合写真(その1)

集合写真(その2)


◆出発して直ぐの中泉寺へ。徳川家康公が鷹狩りの際に訪れたのを契機に開創されたお寺です。続いて、源頼光公薬師の念仏寺である泉蔵寺にも参拝。参拝後、一路県道を約3q南下。「千寿の前」姫ゆかりのお寺、千主寺に参拝。「千寿の前」の母親が、このお寺の千手観音にお参りし授かったと言われています。中泉寺、泉蔵寺の立派な佇まいに比べ、古民家風のこじんまりしたお寺です。


【 写真 】 金谷駅から水神公園へ

  

中泉寺で

  

中泉寺で

  

泉蔵寺で


  

泉蔵寺で

  

千手寺で

  

千手寺で


◆千手寺から磐田南部中学校前を通り西進すること約1,5km、「千寿の前」の墓へ。今から約830年前、源頼朝の時代 一の谷の戦いに敗れた平家の武将 平重衡(たいらのしげひら)が鎌倉に送られてきたとき、そのお世話をしたのが「千寿の前」。その後、重衡を恋慕うようになり、翌年、処刑された重衡を弔うため「千寿の前」は尼になり供養したとされています。24年の短い生涯を終えた「千寿の前」を弔うため地元の人達が守っているお墓です。
ここから、約1.5q先の田畑が広がる中の東八王子神社境内で昼食。

【 写真 】 

  

        「千寿の前」の墓

  

東八王子神社へ元気に歩く参加者               東八王子神社鳥居と社殿

  

東八王子神社鳥居と社殿


【 写真 】 東八王子神社境内で昼食後のひと時

  

 

  

                                

  

 

 

  


◆昼食もそそくさと終え、近くのJA南部どっさり市でゆっくり休憩。(休憩の合間に新鮮野菜を購入する参加者も・・)休憩後、直ぐ傍の「木造千手観音菩薩立像」が祀られているお寺へ。60年に一度の御開帳とあって観音さんを拝めず残念。(次の御開帳は、2074年)

ここから、今日のゴールJR豊田町駅までほぼ一直線の広い通りに沿って北上すること約3q。小一時間で駅に到着です。ここで解散し、参加者それぞれ上り、下りの列車で帰路につきました。


  

「木造千手観音菩薩立像」お堂前で


  

「木造千手観音菩薩立像」お堂前で


  

「木造千手観音菩薩立像」お堂前で



◆今日のウオーキングは、5月と思えない真夏の様な暑さの中、熱中症に気を付けながら、磐田市南部のあまり知られていない地(歴史)を訪ね、約9qの距離を参加者全員元気よく歩いて来ました。

参加者の皆さんお疲れさまでした。

                             写真提供:幸岡会員、池川会員、野神会員                                   

歩こう会世話人  野神(記)

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   6/27 第128回 豊橋市「瓜郷遺跡・稲山貝塚」 JR豊橋駅 10:00集合