第116回松愛会静岡歩こう会

   旧静岡鉄道市内線跡や坐漁荘、清見寺など清水の歴史を訪ねて              

2014/2/22(土)

〔今回のウオーキングコース〕
JR清水駅→旧静岡鉄道市内線跡→東光寺→清見潟公園→坐漁荘→清見寺→興津宿公園→JR興津駅
全行程約9q。


◆厳しい寒さが続く2月22日(土)の朝、JR清水駅に会員と家族・友人21名が集合。改札口前の一角でリーダーからの挨拶、今日のウオーキグコースなどの説明と集合写真撮影のあと出発。

【 写真 】 JR清水駅前にて

 
                     集合写真
  
  

                          福慶リーダーから説明



◆駅からすぐに、1928年から1975年まで静岡鉄道市内線(路面電車)が通っていた国道1号線沿いを袖師まで約1.5qを北上。通りは広く今はその面影すらありません。
袖師から横砂までの約2qの一部は、JR東海道線沿いに道幅3mぐらいの自転車歩行者専用道に整備されています。しかし、寒い時期のせいか人通りが少なく閑散としており、この通りを参加者は、道いっぱいに広がってゆったりウオーキング。ただ、ここも当時を思わせる駅名標や案内板が一つもなく残念!
横砂から国道1号線に戻り、途中、コンビニや戦国時代に創建された東光寺に立ち寄ったあと清水清見潟公園へ。約2.5qほど歩いた所の公園手前は、国道1号線バイパスと国道1号線が交差する迷路のような複雑な所。バイパス下を通り抜けてやっと公園に到着。公園には、6,7分咲きの淡いピンク色の寒桜が咲き誇りお出迎え。ここで昼食休憩。

【 写真 】 清見潟公園で昼食後のひと時

 

                             清見潟公園


 

                            清見潟公園


  

                              清見潟公園


  

清見潟公園                     東光寺にて 



 ◆昼食のあと公園傍にある「坐漁荘」へ。敷地300坪あまりの中に佇む大正9年に建立された京風木造2階建。明治の元老西園寺公望が20年余りを過ごした別荘です。本来の建物は、明治村に移築されていますが、10年前に復元され一般に公開されている建物です。参加者は、観光ボランティアの説明に聞き入るなどして、大正ロマン漂う室内や美しい建物などを眺めながら、日常から解き放された悠久のひと時を過ごしました。                                 
                          


   

坐漁荘 

 
 

                               座漁荘


    ◆「坐漁荘」を出てすぐの清見寺を参拝。奈良時代に創建された300年余りの歴史を刻む徳川家康かりの名刹です。庭園は、国の名勝に指定されています。高台の境内からは、駿河湾三保の松原や遠く伊豆半島などが望めます。

 参拝のあと、さらに国道1号線沿いを東へJR興津駅まで約2q。途中の東海道五十三次、日本橋から数えて17番目の興津宿の辺りは、近代化によりその面影は殆んどありませんが、興津宿公園に歴史を伝える看板があります。ここに立ち寄ったあと、15分程で駅に早めの到着。ここで解散し、参加者全員下り列車で帰路につきました。

 【 写真 】 清見寺                                               

       

  
 

【 写真 】 興津宿公園


  

  

    ◆今日は、風は殆んどなく時々薄日が差すものの空気が冷たく寒い中でのウオーキングとなりましが、清見潟公園の寒桜や「坐漁荘」の昔懐かしい建物などを楽しみ、全行程アップダウンの少ない平坦な道のり約9qを、参加者全員元気よく歩いてきました。

         参加者の皆さんお疲れさまでした。


                                      

歩こう会世話人  野神(記)

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   3/29 第117回 焼津市〜藤枝市 「十輪寺 (モクレン寺)」 JR焼津駅 9:50集合