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Last updated :13/11/2011

  第48回 愛媛地区 歩こう会のご報告

第48回 歩こう会『蜜柑・トライアスロン・水軍の島』中島ウォークが予定通り行われました。
中島と言えばみかんの島、温州みかんの収穫に忙しい島を訪れました。
 吉木という集落で、神浦まで歩いてどのくらいの時間が必要かと尋ねたみかん農家の
  ご主人が「みんなで食べなさい」と、一人に3個のみかんを、
歩いている私たち一行に車で届けていただきました。
松山西警察署の中島駐在所がトライアスロンのために用意したルートの見取図、
バスの時刻表とフェリーのダイヤの3つだけが頼りの、緊張感のある有意義なウォークでした。

日   時 : 平成23年11月12日(土)
 集合: ウエルピア伊予駐車場     8:50
 解散: 三津浜港岸壁        16:30
参加人員 : 総勢 14名+犬1匹
天   候 : うす曇、無風、気温は少し暑さを感じました。
徒歩距離 : 約10km
内   容 :

県内で、南予・中予・東予と場所を移してのウォーク、今回は中予の松山市の中島という島の半分を歩くウォークでした。
中島はみかんの島、トライアスロンで有名な島、忽那水軍の島でもあります。
行程表には「長隆寺」「歴史民族資料館」「毘沙門堂」「忽那義範記念碑」を訪ねる予定でしたが、駐在所が作成した道路マップによると、全部割愛し、必死で歩いても、帰路のフェリーの時刻に間に合うか合わない微妙な状況であることがはっきりしました。
何としても、フェリーに間に合うよう、最悪の場合はバスに乗ることも考え、力一杯歩きました。
本日は、金子会員と西本さんの愛犬ボギーがペースメーカーとして頑張り、余裕を残してゴールしました。

色づいたみかん畑を眺めながら、懸命に歩いたウォーク満足でした。


↑48回歩こう会参加の顔ぶれです 中島の上陸地大浦港の広場にて

【ポイント説明】

ウォークの、コース案内や注意は乗船前と、昼食後に伝達が終わりました。

島の東側から西側に抜ける辻堂トンネルを目指して坂道を上ってしているところであります。

写真は、忽那七島を拓いた藤原親賢を祀る長隆寺であります。

この寺の歴史は古く、南北朝時代の古文書の残されているそうです。

このお寺は、銅葺の屋根には加藤家の蛇の目の紋がありましたから、大洲藩の領地であったようです。

島が大洲藩と松山藩に二分されているのは、江戸時代初期の替地に由来するのかどうか確認する間もなく、先を急ぎました。

吉木という集落で、軽トラックを運転していたみかん農家の主人に、神浦というフェリー乗り場までの所要時間を尋ねました。

思った以上の距離があるようで、はっきりした事は聞けませんでした。

次の宇和間という集落まで歩いた時、先に道を訪ねた農家の方が軽トラックからビニール袋一杯のみかんを「みんなで食べなさいや」と差出し笑顔で去っていきました。

そのご好意がたまらず、感謝、小休止。本当に甘いみかんでした。
島は急斜面の頂まで温州みかんの木が植えられ、今が収穫の最盛期でした。

みかん畑には、猪の侵入を防ぐ、電気柵が例外なく設置されておりました。

中島は一周23km、案内図の本島の人口は約4,000人、本日は島の下半分を歩きました。

また、機会がありましたら上半分を歩いてみたいと思いました。

3時24分のフェリー「じんわ」に乗船、4時半三津浜港に戻り、解散しました。



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