第76回 香川歩こう会活動報告


1)日 時
   平成27年2月24日(火) 10時00分~14時00分  晴れ

2)場 所   荘内半島三崎灯台(三豊市詫間町)  歩行時間 約4時間  10Km

3)参加者   14名

4)概要    季節は春手前の三寒四温の時期、当日は四温の日にあたり歩こう会絶好の天気となりました。
         今回は三豊市の長く突き出た荘内半島の山の上を歩きました。集合場所は紫雲出山(352m)
         山頂駐車場とし、コースは山頂から箱峠まで下り、仁老浜を経由して三崎灯台まで、帰りは室浜
         を経由して箱港まで帰ってきます。箱港から352mの山頂まではスタミナが足りませんので事前に
         箱港に車を3台配置しました。
         10時定刻に集合、スタートです。山頂駐車場から10分程坂道を登ると展望台があり、東方面に
         備讃瀬戸、瀬戸大橋・西に燧灘や近くの島では粟島、本島、広島、高見島、伊吹島などが一望
         出来ます。ここから下りの坂道を1時間ほどかけて箱峠まで進みました。下り坂は楽勝かと思いき
         や膝がガクガクです。そこから登り、下りを繰り返し30分程で仁老浜に到着、トイレ休憩後更に
         35分ほど山道を進むと三崎灯台に到着しました。昼食タイムです。灯台から海を見下ろすと沢山
         の釣り船が目に入ってきました。海は凪いでおり絶好の釣り日でしょう。記念撮影をし、帰路に着き
         来た道を引き返し、途中から室浜へ向かい14時前に全員無事に箱港に到着しました。
         事前に配置した車に乗り合わせ紫雲出山山頂まで移動(楽ちんです)。14時過ぎに現地解散。
         本日の歩きは18,000歩でした。
         
         【荘内半島は花の里】
         ここは眺めの素晴らしいところです。西を見れば三崎から仁老浜・生里・肥地木の集落が、そして
         東を見れば新田の集落とその沖には粟島が見えます。かってこの辺りは除虫菊(蚊取り線香の
         原料)の一大産地として有名でした荘内半島はもちろん粟島や志々島は初夏が来ると一面純白の
         除虫菊の花で埋まってしまったそうです。最盛期(昭和43年頃)には詫間町内だけでも約120
         ヘクタール栽培されていました。しかし化学の発達により除虫菊の需要がなくなり唱和40年代末期
         には殆ど見られなくなりました。それに代わって現在ではストックやマーガレット・キンセンカ・菊など
         の栽培が年間を通して行われています。

         【浦島伝説の里】
         荘内半島には今なお浦島太郎の伝説が残っています。太郎が生まれた所を生里、釣り糸を持って
         通ったといわれ、太郎の休んだ腰掛石が残っている糸の越、玉手箱を開き出てきた煙に触れて
         一挙に老人になったという箱、その煙が紫の雲となってかかったことから名付けられたという紫雲出
         山、その他、積(つむ)、不老浜(ぶろはま)(室浜の事)、浦島神社など浦島太郎にまつわる地名や
         旧跡が点在し美しい風景の中にもロマンを秘めているところです。



      ※次回は当初3月24日(火)で予定しておりましたが、3月17日(火)に変更させていただきます。
       場所は「満濃池周辺」を予定しております。(平地です)



                                            記事・八木 写真撮影 大坪・八木

         

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案内板でコース説明
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スタートしてすぐ
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展望台付近
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桜樹の中を下る
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落ち葉を踏みしめて下る
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途中小休止
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更に階段を下る
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1時間で箱峠に到着
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箱峠を過ぎて少し登る
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仁老浜でトイレ休憩
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三崎灯台に到着
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眼下に釣り船が一杯
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記念撮影
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灯台からの帰り道
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水仙の花を見ながら箱港へ