『 夢見るジャズシンガーとの出会い 』    
ニューヨーク在住 深尾 多恵子
 
                                               近江八幡在住   成田 傳良

◆彼女との出会い

   彼女と最初に出会ったのは、十数年前の従妹の結婚披露宴で私の向かいの席に座っていました。
  その時、彼女が親戚であることを知りました。 父親の江州音頭の余興の後に、彼女がお祝いに
  アカペラでソウルミュジックを歌いだしました、彼女の歌声を聴いて鳥肌がたち感動したことを今でも
  鮮明に覚えています。
  父親は海外に行くのは猛反対でしたが、彼女の気持ちを確認すべく司法試験に合格すればとの
  条件でした。夢を叶える為、猛勉強し難関の司法試験を一発で合格(同志社大学法学部卒)。

 
◆「夢」に向かってジャズの本場へ
   
   当初父親はそう簡単に合格するとは思ってなくって喜び半分、寂しさ半分の笑顔で渡米を承諾。
  大きな目標「夢」に向かって、彼女は走り始めました。期限は半年で帰ってくるとの約束でした。
  父親を寂しくさせたくなかったが、帰国後司法書士事務所で働きながら京都、大阪のジャズクラブ
  で活動を続けていた時、2000年に再渡米し本物のジャズを理論から勉強して目指す「本物」は
  ニューヨークにあると再認識したそうです。

◆現在の活動

  現在はニューヨークに在住し、半年は日本のライブハウス、ディナーショウに出演、米国ではブルー
 ノート、ミントンズプレイハウス、レノックスラウンジといった著名ジャズクラブの出演を次々と果して
 いる。
 
◆写真やポスターで現在の活動を紹介









































































   2007年にCD「One Love」、2010年に「VOICEを発表」
  邦人シンガーに稀にみる高評化を米メディアより獲得、その後活動を全米に広げ、各地のフェステイ
  バルやコンサートに多く出演。ニューヨーク市のイベントで米国国家を独唱したり、ジャズインサイド誌
  やニューヨークポスト紙にインタビューが掲載されたり多方面で活躍しています。

 






 













父親(左端)は江州音頭 
祭文家 櫻美家天勝 (深尾 勝義)




   近畿では京都・神戸などのライブハウス、ディナーショウのステージに立ってます。
   今年も東近江でのジャズフェステバルではボーカルで出演する予定ですので一度機会があれば、会場に
   足を運んで本物のニューヨークジャズの歌声を聴いてください。きっと惚れると思いますよ。

 


  
                                                   以上