◆はじめに
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私の故郷は、三重県鳥羽市です。皆様ご存じの「鳥羽水族館」の近くに私の実家があります。
三重県と言えば、今年5月、「先進国首脳会議 伊勢志摩サミット」が志摩市で開催され、大き
な注目を浴びました。その会場となった「志摩観光ホテル」で私は学生時代アルバイトをした
思い出があります。アルバイトの仕事は、ベッドメイクや室内清掃等ですが、食事付きで毎回
豪華な食事を頂いたことが記憶に残っています。
前置きはさておき、今回ご紹介させていただく伊勢志摩は、皆さん何度も訪れよくご存じの事と
思いますので、今回は、あまり知られてない私のお気に入りの伊勢志摩をご紹介したいと思いま
す。
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海上保安庁巡視船と鳥羽湾
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伊勢志摩サミットで安倍首相が
スピーチされた会場 |
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◆交通ルート
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その前に、滋賀県から伊勢志摩までの交通ルートをご説明します。車ですと新名神高速道路から
伊勢自動車道を利用し、ほとんど高速一本で行くことができ、途中休憩も含めて約2時間半から
3時間程度で鳥羽駅前に着きます。
車を利用するもう一つのルートは国道一号線を利用して、土山から鈴鹿峠を越え、伊勢自動車道
の関インターに入るというルートです。但し、鈴鹿峠はカーブが多く、冬場は積雪が心配されま
すので「高速一本」がおすすめでしょう。車を利用しない場合は、近鉄京都駅から近鉄特急「し
まかぜ」に乗車がおすすめです。私もまだ乗車したことがありませんが、最近よくテレビの旅番
組で紹介されていますので、ご存じの方も多いと思います。料金は少し高めですが、車内の設備
と車窓から眺める景色は、きっとご満足いただけることと思います。
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◆お気に入りスポット
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さて、本題に戻り、私のおすすめの伊勢志摩をご紹介しましょう。
まずは、先ほど述べました「志摩観光ホテル」から眺める、英虞湾(あごわん)の風景です。日本
でも有数のリアス式海岸で無数の島々の間に浮かぶ真珠や牡蠣養殖の筏(いかだ)。波はおだや
かでいつまでも眺めていたい、そして、陽が沈む頃、湾の色がオレンジ一色に変わり、日頃の雑
踏から離れ、自らを省みる時間を与えてくれる風景です。
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横山展望台から英虞湾を望む
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伊勢志摩サミットが開かれた
志摩観光ホテル
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鳥羽から「志摩観光ホテル」までは「パールロード」の利用をおすすめします。途中の石鏡(いじ
か)付近で、地元出身の歌手「鳥羽一郎」の「兄弟船」の歌碑が立っています。
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真珠筏と志摩観光ホテル |
パールロード途中にある兄弟船歌碑
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二つ目は、「伊勢志摩スカイライン」を利用して「朝熊山(あさまやま)」山頂に登り、と申しま
しても標高555mとそれほど高い山ではありませんが、この山頂から眺める伊勢湾の景色。空
気が澄んだ冬の晴天の朝には富士山も見えるそうで、先ほど述べました英虞湾と同じく絶景です。
私も含めて、伊勢志摩出身の人は歩いて山頂まで登山をされた経験のある人が多いと思います。
そして、伊勢市内方面に下山するとすぐに伊勢神宮がありますので、渋滞もなくおすすめのコー
スと言えます。
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リアス式海岸を一望
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伊勢志摩スカイライン入口
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三つ目のおすすめは、鳥羽市営桟橋から巡航船に乗り、約30分の「答志島(とうしじま)」です。
今は営業しているかどうかわかりませんが、私の親戚が民宿を営んでおり、以前、職場のメンバ
ーで一泊したことがあります。海の幸が豊富で、何よりも島に住んでおられる皆さんがとても明
るく、親切。
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今回は時間の関係で取材できませんでしたが、もう一度、一泊して海の幸を堪能したいと思って
います。
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桟橋から鳥羽国際ホテルをのぞむ
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鳥羽マリーナターミナル
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停泊中の巡視船 |
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故郷を離れて、40数年の年月が流れました。幼少の頃は何も感じていなかった故郷の風景が、
今になって本当の良さがわかってきたような気がします。
故郷とはそのようなものかもしれませんね。
皆さんもぜひ一度お訪ね下さい。
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