私の『趣味の作品展』
 

 
 
 
2013年 8月
 
 
 草津市在住
 
   今井ますみさん 
 学生時代より手芸が大好きで、文化刺繍・折り紙・クロスステッチ・日本人形・木目込み人形など色々な作品を作ってきました。完成した時の自己満足感が好きでした。結婚、出産、子育て、介護そして仕事と家庭の事だけで精一杯で自分の趣味の時間を持つことができませんでした。
 そして定年後2年たって時間にゆとりができ、パナソニック松愛会の行事に参加させて頂き、その中で色々な方が趣味を活かした作品の展示をされているのを拝見し、私も、もう一度昔のように趣味の時間を持ちたいと思いました。
 昨年(2012年)の9月から色々な作品に取り組み、今年(2013年)の5月に開催された滋賀支部年次総会の「趣味の作品展」に今回初めて出展させて頂きました。今までにない作品なので少し心配でしたが「良かったョ!!」という声をいただき、嬉しく思いました。
 地区委員の方から、「今回出展した作品をホームページの会員だよりに詳しく載せて欲しい」というお話があり、お受けする事にしました。出展内容は2点です。
 
◇ 木目込み手芸
 木目込みは本来木彫り人形に布地を着せはめて作るのですが、今回は木の代わりに発泡ボードを使いました。1年を通してその折々の自然を暦のように楽しめる壁掛けにしたものです。
 日本の伝統を若き頃の思い出と共に大変懐かしく作品を作る事ができました。
 よき伝統を引き継いでいきたいと思っております。
 

(2月) 節分・豆まき
 

(3月) 桃の節句・ひな祭り
 

 (4月) お花見
 

(5月) 端午の節句・子供の日
 

(6月) 梅雨・紫陽花
 

(8月) 夏まつり
 

(10月) 秋の里
 

(12月) クリスマス
 
◇ ジグソーパズル
 スモールサイズのピースで作るパズルは、気力との戦いです。(2ヶ月かかる作品もあります)まずは色分けから始まり、枠から完成させて次に中のピースをはめていきますが、下準備だけでも2〜3日かかります。
 作品が複雑であればある程、時間と気力が大変ですが、その分、完成の喜びも倍以上です。1日に2〜3時間集中しますが、1個も入らない時、2〜3個の時もあり、本当に完成できるのか不安が頭の中をよぎります。
 それだけに、完成した時の喜びは一言では言い尽くせません。しばらく自己満足に浸ります。
 この満足感を味わうために、また、次の作品への挑戦が始まります。
 

朝霧の大正池 (1000ピース、75cm×50cm)
 

日光・竜頭の滝 (2014ピース、107cm×77cm)
 
 
花色セラピー1
(1000マイクロピース 38cm×26cm)
 
 
花色セラピー2
(1000マイクロピース 38cm×26cm)
 
 
花色セラピー3
(1000マイクロピース 38cm×26cm)
 
 
*作り方(参考までに私流の方法です)
   @箱を何個か準備しピースの色分けをします。
    A4角と枠のピースを取り出し組み合わせします。⇒⇒
      (4つのコーナーと辺をまず組み合わせる)
 
   B枠のピースを基に絵を参考にしてピースを組み立てます。
     少しでもピースが入らないものを無理に押し込むと最後に完成しないので注意!!
   C線や絵がつながるのを最初にするといいです。
          
   D完成したらパズル専用の「のり」で全体にへらを使ってのりづけをします。
   E3日程乾かします。十分乾かし、額に入れて完成。
 
◇ あとがき
@ 材料は通販のカタログ(手芸専門)から、取り組みたい商品を選び購入しています。
  色々なものが掲載されているので見るだけでも楽しめます。
A 完成品は見本を参考にしますが、自分の好みにアレンジするのも楽しみのひとつです。
B 今も新しい作品に取り組んでいます。毎日少しの時間ですが、作品に打ち込める時間を持てる
  喜びを味わっています。
C 滋賀支部のホームページに私の作品「ジグソーパズル」の写真が掲載されました。
  今後も引き続き出展していけるように今から取り組んで行きたいと思います。