〜 アコーディオンと音楽 〜  
                                             加藤 昭夫
                                             (大津市在住)
=アコーディオンを弾き始めて50年近くになります=
 

 
学生時代、文化祭で、仲間と演奏するために練習した楽器がアコーディオンで、これが、弾き始めたきっかけです。
 
鍵盤を抑えながら、蛇腹を動かすという動作に慣れず、弾くのに苦労したことを思い出します。
 
入社当時は、社内の催し(ダンスパーティー・クリスマスなど)があれば、よく演奏しました。
 
さらにアコーディオンを上手くなりたいと思い、全関西アコーディオン協会に入会しました。
 
会員となって演奏会に参加することで、上手な先輩方と知り合い、演奏技術を学びながら自身の演奏技術の向上を図りました。
 

≪アコーディオン協会の紹介≫
 
『全関西アコーディオン協会』
 1954年10月発足 プロ、アマを問わず、アコーディオンの
 技術向上と情報交流を目的とした団体。
 現在も所属しています。  
 
=アコーディオンのメーカー=
 
 国内では「トンボ楽器」 ローランド株式会社」 「日本楽器」等々がアコーディオンを作っています。
 
 私はイタリアのエキセルシァー社のアコーディオンの音質が好きで愛用しています。

=愛用のアコーディオン=
 
 
  重量は13kg程度あります。
  演奏会用は少し軽量のものを使用しています。
 
=練習及び演奏用CDの作成=

 昔はテープに録音した音楽を活用して、よく演奏練習をしたものですが、最近
 は技術も発達し、気に入った曲があると、練習曲としてPCで編集し、CDに
 録音するということも行っています。
 
 以下のジャケットは練習曲を編集したものと、演奏用カラオケです。
 ジャケット、CDデザインも自作です。
 
       練習曲の編集CD          演奏用カラオケのCD
 
 
 演奏用カラオケCDは、アコーディオン演奏の幅を広めるために、伴奏のみを編集して収めたものですが、
これをバックに流しながら、アコーディオン演奏を行うことで、臨場感を持って演奏することができます。
 
   CD作成用に使っている
   パソコンです
  練習時には、このオーディオで
  カラオケを流します

 
=ボランティア活動=

 先輩の薦めで、老人ホーム、デイケアサービス等での演奏を、2000年から
 ボランティアとして始めました。

機関紙
 
新聞で活動を掲載
 

しょうぶ苑で演奏
 

 
 近江舞子しょうぶ苑には毎週定期的に、木戸デイサービスセンター、蓬莱苑等
 には月に1回訪問を行っていました。
 
 アコーディオンの演奏を聴いていただいたり、演奏に合わせて歌を歌って
 いただいたりすることで、笑顔を見られるのが楽しみでした。
 

 演奏のジャンルとしては、タンゴ、シャンソン、ワルツ等が主流ですが、状況に
 合わせて軽音楽、歌謡曲等、色々な曲を演奏します。
 
 ジャンルを問わず、音楽というものは気持ちを豊かにさせてくれます。
 
 ボランティアとして訪問をし、演奏を聴いていただくことで、気持ちにゆとりを
 持って過ごしていただくことができたら、それが何よりだと思っています。
 
 
= 近況 =
 
2000年から2010年までアコーディオン演奏のボランティア活動を続けてきましたが、翌年に脊髄狭窄症を患い、アコーディオン演奏の趣味は続けていますが、現在演奏活動は休止しています。

定期的に検査を受け、一度の痛み止め注射にて、1年間は普通の生活には支障なく暮らせているのは幸いですが、訪問活動を行うには、もう少し体力が必要で、活動を再開できることを楽しみに過ごしています。
 
 
2013年2月