〜エンジョイ・ウォーキングサークルの紹介〜

(HA社:クリーナーBUの現役社員とOBの健康づくり活動)

【サークルの始まり】
@1993年、高脂血症(現在は脂質異常)の方へ、当時事業部の健康管理室の看護婦「岸辺誉子」さんが運動、食事等に気をつけようと呼びかけ、毎週終業後の定時の日(水曜日・金曜日)に賛同者と事業部周辺の歩行者道路、約4Kmを40分〜50分かけウォーキングしたのが始まりです。
 また、年に数回(2〜3回)土、日には時々山歩きも計画実施いたしました。

A1994年には、労働組合の「八日市支部のゆとりサークル」募集に申請し、認定を受け活動費の支援も頂きました。
【活動のモットー】
@年齢・性別などの区分なく、事業部(BU)全員に呼びかけの実施。
A自主的な参加を基本とする。
B各人の体調や業務に合わせ、好きな時、好きなだけ参加し活動制限はしない。
【活動のポイント】
@気軽に楽しみながら体力アップ・健康増進を図り、生活習慣病の予防をする。
A業務を離れ、各部門各階層の人とのコミュニケーションの活性化を図る。
【年間の定例活動】

@毎週定時の日(水・金曜日)終了後、事業部(BU)周りの歩行者道路、約4Kmのウォーキングを実施。(現役社員中心)
A現役社員及びOBで、年2〜3回の近郊山歩きの実施。(軽登山・ハイキング)
   ● 新緑のシーズン・・・・・5月〜6月に実施。
   ● 夏季のシーズン・・・・・7月〜9月に実施。(年度により8月に「伊吹山の夜行登山」等を実施。
   ● 紅葉のシーズン・・・・・10月〜11月に実施。
B年末に現役社員・OBとの親睦「忘年会」の実施。

【活動の変遷】

@このサークル活動は、人員構成では年々定年退職者が増加し、現状では現役社員数と逆転現象となっておりますが、OBとの相互の「友愛・親睦・連帯」感をより深め、お互いの「体力維持・向上・健康づくり」の場として継続活動へ、大きく変遷しています。
Aサークル会員全体(現役社員・定年退職者を含め)親睦会として、毎年「忘年会」も開催し、「会社の状況、退職後の生きがい等」お互いの情報交換をし、親睦を図っています。
B誰でも自由に参加できる活動の場になっています。(ご夫婦、友人、知人等)
Cこのサークル活動は、「継続は力なり」で、今年で17年目を迎えています。

【現在の世話役】
 ・現在3名の方が 中心にサークル会員の皆さんのお世話をして頂いていますので紹介します。

山歩きのリーダー:高嶋芳紀さん
(松愛会会員)

サークルの事務局:岸辺誉子さん
(松愛会会員)

現役の世話役:中野清嗣さん
(クリーナーBUの社員)
 
■ 主なサークル活動事例の紹介 ■
【新緑シーズンの活動事例】
 @鈴鹿国定公園・綿向山(標高1110m)の登山を実施。
  (この綿向山は標高に合わせ日野町が町興しとして、毎月11月10日にイベントの登山を実施している)

綿向山の五合目の小屋にて

綿向山の頂上にて
 A鈴鹿山系の鎌ヶ岳(標高1161m)の登山を実施。

鎌ヶ岳・登山途中の岩場で休憩

鎌ヶ岳の頂上にて
 B千草(ちぐさ)越え〜雨乞岳(標高1238m)の登山を実施。(鈴鹿山脈の峠シリーズ)
  ・信長や近江商人も歩いた鈴鹿越えの道! ・美しい樹林帯の新緑が素晴らしい!

永源寺町:(鳴野)岩ヶ谷林道起点

千草越え入口の「杉峠」にて
【夏季シーズンの活動事例】
 @恒例となった夏季に「伊吹山(標高1377Mm)夜間登山」を年度によって実施。

 ・夕方集合し、伊吹山の麓より夜8時頃スタートして約5〜6時間かけて登頂し、その後山頂の山小屋で仮眠する。
 ・楽しみの一つに登頂後、翌朝皆んで「豚汁」を作り美味しく食べるのは参加メンバーの最高の楽しみである。
 その準備は岸辺さんを中心に女性メンバーが具材等を準備され、登山時に男性メンバーが手分けして携帯コンロ、鍋、水等を持ち運ぶ役割をしています。
 ・出したゴミは持参したゴミ袋に入れ、必ず持ち帰るのは我々サークルの基本ルールです。

夜間登山の出発前

夜間登山・途中での休憩

朝靄での伊吹山・山頂にて

朝靄での伊吹山・山頂小屋にて

伊吹山の山頂より「日の出」を拝む

朝食の「豚汁」を美味しく食べるメンバー

翌朝の伊吹山・下山途中の五合目で記念写真
【紅葉シーズンの活動事例】
 @びわ湖バレイから蓬莱山〜小女郎が池高原登山を実施。

 ・当日途中から、天気が悪くなり「びわ湖バレイ乗り場」に戻る。

びわ湖バレイ頂上近くの小屋

びわ湖バレイ乗り場
 A鈴鹿山系 竜ヶ岳(標高1099.6)の登山を実施。

竜ヶ岳・登山途中の岩場に挑戦

竜ヶ岳・登山途中の岩道

竜ヶ岳の頂上

竜ヶ岳登山の帰路時に紅葉の名所
「永源寺」の参道を散策
【年末の懇親会】
・恒例の年末、エンジョイ・ウォーキングサークル参加者で親睦会を実施。

恒例の現役社員とOBの「忘年会」による親睦会
【編集後記】
*このエンジョイ・ウォーキングサークル活動は、現役社員と定年退職者OBとは同じ「松下の仲間同志」としての意識と絆があってこそ、発足後17年間も続いている。 この素晴らしさは他に誇れるものである。
 今後もお互いに「友愛・親睦・連帯」感を持ち、交流を深めていく事の大切さを感じました。
   

                            
  取材協力者(松愛会会員) : 岸辺 誉子さん・高橋 芳紀さん・中村 一雄さん
        (現役社員) : 中野 清嗣さん               

            取材 : 2010年3月  東近江市在住  西島 庸雄