秋便り・・NO2〜窯香る里信楽へ・・〜

     
   街を貫く国道307号 信楽焼の小売店がずらっと並び、それぞれの軒先で大小無数の「たぬき」が愛嬌を振り撒く通りを一歩分け入ると、うって変わって静けさに包まれる 職人たちが暮らす窯元の街だ。
 どこからとも無く窯の香りが漂う 「かおり風景100選」にも選ばれているが右肩上がりの時代も終わり、窯元の人々も変わりつつ有るという。

 秋の日差しを浴びながらのんびりと信楽を散策して来ました。

                      写真・文 大津市在住 田中 久義

 
 

秋の日差しを一杯に受け、光り輝くススキの穂
 
     
 

刈り取りが済み脱穀され、天日干しされる稲藁 今では珍しい風景
 
     
 

丘陵地帯にお茶畑が続き、まるで緑のジュータンの様です
 
     
 

信楽伝統産業の「たぬき」の焼き物が綺麗に整列し、愛嬌を振りまく
 
 
 

50年前の登り窯 昨年11月「近代産業遺産」の認定を受けた
 
     
 

窯の中に入ると独特の焼臭が残り、先人たちの郷愁が偲ばれる
 
 
 

国道脇にお洒落なスイス料理レストラン 土日祭日のみ営業