〜パソコンボランティア能登川「和(やわらぎ)ねっと!」〜

新たな社会貢献・生きがいを目指して

 
【はじめに】


和ねっと
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◆東近江市在住で滋賀支部会員の
「竹内稔郎さん」「中村一雄さん」「平出 勝さん」の3名の方が、パソコンボランティア「和(やわらぎ)ねっと!」のボランティアとして活躍されています。

◆活動内容としては東近江市での「障がい者」や「高齢者の方」を対象にパソコン指導を行っているグループです。

◆このグループの活動に関して、5月初旬に東近江市社会福祉協議会・能登川事務所内の事務局を訪問し、脇 眞澄会長を始めスタッフの方にお逢いし、活動内容をお聞きしました。
 このボランティアは平成14年2月に発足以降、今日まで幅広く社会貢献活動をされ、マスコミにも取り上げられ報道されている素晴らしいボランティアグループです。

 
【参加の動機】


松下電器退職後、身近な地域で何か手助けできることがないか と模索中に1枚のチラシが目に止まりました。 それは東近江市(旧能登川地区)の障がい者・高齢者を対象としたパソコンボランティア「和(やわらぎ)ねっと!」のボランテイア募集の案内が目に飛び込み「これだ!」と思い応募しました。
 このボランティアを始めて新しい仲間との出会い、受講生の皆さんの喜び、自分自身のPC技術向
上に大変有意義なボランティア活動であることを実感しています。(竹内稔郎さん談)

◆始めは竹内さんから強く勧誘され、「一度挑戦してみよう」と言う軽い気持ちで参加したが、やっているうちに人に教えるという喜びと、自分自身も勉強になる(スキルアップ等)ようになり、今では障がい者や高齢者の方々に喜んでいただける喜びと、自分たちの生きがいを強く感じ、ボランティア活動の意義、重要性を認識する事が出来、やってよかったとの思いです。(中村一雄さん、平出 勝さん談)

 


左から中村一雄さん、竹内稔郎さん、平出 勝さん

 

◇障がい者や高齢者の方とパソコンをひとつのコミュニケーションツールとして、活動しています。

◇会員同士、会員と受講生そして地元地域とのつながりを大切に楽しい 和・輪・話が広がっています。

   
【和ねっと!のあゆみ】

     ・平成14年  2月  和ねっと!発足
              4月  障がい者 土曜講座開講
              9月  障がい者 火曜講座開講

     ・平成15年  6月〜 福祉医療機構助成事業

     ・平成16年  3月  在宅障がい者宅へ訪問調査及び指導
              6月  障がい者訪問指導開始
              9月  全国ボランティア大会 体験発表

     ・平成17年  1月  ホームページ公開
              4月  障がい者講座 寺子屋みなくち 開設

             10月  高齢者講座 乙女浜講座開講

      ・平成18年 3月  県社協「シニアネット交流会」体験発表
              8月  ハン六文化振興財団 「18年度文化賞 助成部門」受賞

     ・平成19年 3月  ホームページ一新
             
4月  高齢者講座 寺子屋たてべ開設
             5月  八日市南ロータリークラブ「ふくろう基金」支援金受賞
             6月  東近江市まちづくり推進課「生き生き市民活動事業補助金」ステップアップ支援事業
                 「いきがい未来塾」補助金交付
             8月  平成19年度ふれあい基金助成事業(社会福祉協議会)助成金交付

            11月 東近江市社会福祉大会「社会福祉協議会会長表彰」 授賞

     ・平成20年 4月  ハートピア八日市「障がい者講座」スタート

 
【和ねっと!の紹介】
 
【和ねっと!の主な活動】
 
【和ねっと!活動状況】

寺子屋たてべ  左から脇会長、中村さん、竹内さん

寺子屋たてべ  指導中の平出さん

寺子屋たてべ  指導中の中村さん

寺子屋たてべ  プロジェクターで説明の中村さん、平出さん


高齢者 乙女浜講座
左 平出さん、中央奥 中村さん


障がい者デジカメ研修
脇会長と竹内さん

スタッフメンバーによる懇親会

寺子屋みなくち  正面 脇会長、右 竹内さん

びわこ放送による取材「県政の窓プラス1」で放映

全国ボランティア大会 体験発表

和(やわらぎ)ねっと!の総会

スタッフのスキルアップの勉強会
   
※今回の取材を通じてパソコンを一つのコミュニケーションツールとして、会員同士、受講生、そして地域とのつながりを重要視しながら積極的な活動が展開され、その中で、竹内さん、中村さん、平出さんの積極的で中心的な活躍をされている姿に感銘を受けました。

                                     取材  2008年6月2日      西島 庸雄