リピーターも納得 " 快適ハワイの過ごし方 "

草津市在住 木村 清人

 春休みを利用して孫と家内の3人でホノルルで休暇としゃれ込みましたが・・・・
反省としまして、やはり費用はかかりますが、親も同伴しないと、体がモチマセンでした。
アロハ!定番のハワイ またぜひ行きたいと思われる方が、以外と多いのですが、そのプランを計画するにあたり
今回、航空券の手配と現地で悩むチップについて、私の体験談と予備知識をご紹介させていただきます。
おなじみのジュラシックパーク 
ゴジラ(足跡)   
★リピータは個人旅行も楽しい
 各社多数あるツアーもいいですが、格安のツアーはホテルのグレード、立地とか、また乗り継ぎ便だったりと以外と不満が出てきます。そんな時少しの知識があればご自身で旅行の手配するのもいいですよ。
航空券、ホテルの手配、ツアーの手配などですが、格安でそれが出来れば大変お得で、楽しい旅になりますね。
  @インターネットが出来るほうが、便利です。
  Aこまめに情報収集して2,3ヶ月先に決めること。
  B日程はあくまで安い設定日に合せる。
  C2人以上で申し込む。(ほとんどツイン料金になっています。)
 この原則があります。また予定変更すると余分な費用がかかりますから注意が必要です。

以上をクリアできそうでしたらぜひプランを立てて見てください。
★最近の航空券は「eチケット」です。
 eチケットは、航空券の原本が航空会社のコンピューターの中にあり、事前に乗客に渡されるものは控えということです。
従来の航空券は貴重品扱いでしたが、eチケットの控えだと電子メールやFAXで送ることもできるので、扱いが楽になりました。
紛失しても、一旦買いなおす必要などがなくなります。航空会社も旅行会社も乗客も、航空券を発券、保管、送付、キャンセル後の回収などする手間が減り、大変便利になります。
空港に着いたらチエックインはご自身でします。パネルの案内に従えば簡単です。予約番号を記録しておけば、それだけで現地でも出来ます。わからないときはお助け人がいますし、要望も聞いてくれます。 しかし国際線はセキュリテイ強化で2時間前にはお越しください。
格安航空券は価格差半額以下の時もありますが、経由便、乗り継ぎ便でないか良く確認して、できれば直行便にしたほうがいいでしょう。
昨今は燃料チャージ代が必要で価格が不確定なのが難点、信頼できるところは、HISか阪急交通社などを利用してます。
★出来ればビジネスクラス
 エコノミークラスは最近改良され、座席に余裕ができましたが、しかし長時間の旅です。倍額は痛いですが、チャンスを見てビジネスクラスを検討してみてはいかがですか? 繁忙期のエコノミー料金と同じぐらいですから。
先日は幸運にもエコノミープラスを利用しました。エコノミーより少しグレードアップしたもので座席に余裕がありました。しかも、お願いしたら数千円かかるところ、無料で変更してくれラッキーでした。
小児同伴旅行の時は機内食事前予約すれば、こども用を用意してくれます。お忘れなく。

エコノミープラス席
(座席を倒しても余裕)

乗馬は少し危険でしたが、孫も見事に乗りこなし3人とも初体験成功。
パーク内の移動ボンネットバス
★保険に入ることをお勧めします。
 アメリカは自由の国、自分で責任を持つ限り何をしても、干渉されません。今回の乗馬の時も、事故の時には訴えない旨の誓約書にサインさせられました。高齢者がこちらで不幸にも事故にあわれることも多々あります。十分ご注意ください。  救急車は有料で450ドルかかりますが、保険である程度カバーできます。
私たちが帰るとき事故がありました。楽しい思い出が、大変な惨事に、日本人の小さな子供さんが水死。検視のため解剖され1週間後に帰国したとのことでした。変な話しですが、言葉もわからず、遺体の日本への搬送方法費用など、各種手続きも大変そうです。


ヒルトンホテル
デラックスリムジン撮りそこねました。
ホノルル動物園にて(大人8ドルですが、同伴の子供は1ドルになります。)
★ユニークな交通渋滞対策
 鉄道のないハワイではフリーウエイの朝夕のラシシュは深刻。
そこで市民に改善提案を募ったところ、大変ユニークなアイデアが寄せられた。

どんな方法と思いますか? 
それは2つの提案で、現在実施してます。
その1つは、片側4車線の中央のみ1人乗り(運転手のみ)の車両を通行禁止にして、
効率的な輸送と相乗りを推進するというものです。
ですからそのラインは空いていてスピードアップが計れる。
もちろん警察が違反取締りをしてますからルールは守られてます。

いま1つは中央分離帯を移動させラッシュ時のラインを増やして調整するというもの。
Zipper Lane といわれてます。
1トン以上あるコンクリートブロックを専用クレーン車で毎日昼までかけて数キロ移動する大変な作業である。
★文化の違い、意識の違いです。それがいいのです。
 チップに関して、店員が計算下手であったり、そもそも考えずに仕事しているのが現状、店員の側に、日本人観光客をバカにするような特別な悪意はないのですが、かといって熱心に仕事する気もないというパターン。計算間違いも時々あります。こういう就労意識はアメリカではめずらしくありません。私のいとこはホノルルダウンタウンで仕事をしてますが、毎日夕方5:20には帰宅してます。残業なんて考えらない。といいます。この辺を理解して、よくご自身で明細の再確認をお願いします。本気で怒り出す前に、文化の違いも考えておくと良いのかもしれませんね。

ダイヤモンドヘッド入り口【洲自然記念公園】
(たくさんの日本人が訪れてました。)

ダイヤモンドヘッド頂上からワイキキを望む


アラモアナビーチ
(孫の相手で疲れ気味)

★あまり馴染みのない習慣 「チップ」  TIP や Service 、Gratuity などと表示
 タイムシアーつまり期間購入コンドミニアム(詳細はまた次回にゆずるとしまして)で利用しているヒルトンラグーンのレストランで朝食をとりました。メニューに子供用がないので、それらしいのを注文しました。するとマンガの絵をあしらったホットケーキがでてきました。日本では単なるサービスでありがたく、感じますがココでは済みません。、孫はよろこんで食べてくれましたが、この時、チップのことで悩むことになりました。
 チップはアメリカではごく普通の習慣です。気持ちよくハワイの滞在を楽しむためにも、よく理解して実践してはいかがでしょう。またアメリカでは、裕福な人は貧しい人に施しは当たり前という考えがあるかもしれません。チップで優越感を感じるのもいいのではありませんか。

オーシャンビューのテラスで朝食





 

ワイキキ 中華シーフードレストランにて
1匹18ドルのクラブはお値打ち


ジャグジーはいいですね

 
★なぜチップが必要か?  ではいかほどか?
 サービス業で働く人たちの賃金は、チップを貰えることを前提にしてかなり低く設定されているのが実情です。そのため、サービス業関連の人たちの多くは納税の際に賃金とチップの合計金額に対して課税されているほどです。
つまり、チップは「心づけ」とはいえ、ホテルやレストランで働く人たちにとって、お客さんから直接受け取るお給料といえるのです
 特に不愉快な扱いをされていない限りチップを置くのが普通です。もちろん、気分よくサービスしてくれて、ウレシイ!タノシイ!と思ったら、逆にどうしようもなく不愉快な場合は、1セント硬貨を1枚置いていくという場合もあるようです。
金額の目安をご紹介しますが、あくまで目安です。原則は気持ちの問題です。

レストランでは

 飲食代の合計の15パーセント以上が相場です。良いサービスを受けたときは20%に上げるとか、あまり良くないサービスのときは10%に引き下げるとか、チップの額でサービスの評価をします。コインはサービスがあまり良くなかったことを示すので、コインだけを使うのはやめたほうがいいと思います。
ここで注意したいことをお話します。
 レストランでは基本的にテーブルごとに担当のウエイターが決まってます。担当外の人に頼んでも、消極的にしか対応してくれません。
ですからその人を探さなければ、注文も、支払いも進みません。
お急ぎの時はレストランに入る事はストレスになります。
これもサービスの評価を明確にするためと、チップ報酬差を明らかにするために出来た仕組みでしょうね。

自炊でチップは不要?日本食も持参

ファーストフード店など

 マクドナルドのようなファーストフード店では、チップの必要はありません。ショッピングセンターによくある、フードコートも同様です。
判断のポイントは、セルフサービスかどうか。

屋台などの出店、露店
 ちょっとしたアクセサリーや置物などを売る露店はよく見かけます。こんなところもチップ不要。

シーライフパークから太平洋を望む(コバルトブルーの海にはクジラも見える)

ベットメイクのチップはお忘れなく
(但し余計なお金はテーブルに置かないように)

どうしてもきっちりしたい時は

 そういう時は、お勘定の Gratuity (チップのこと)の欄に、チップのパーセンテージを、(例えば15%と)サインします。
そうすれば、レジで計算して、飲食代と州税にチップを足した額を計算してくれ、お釣りを返してくれます。

ご注意!チップの請求がある
 日本人の場合、チップを払わない、忘れてしまう、相場を知らないという観光客が後を絶たないため、防衛策なのか伝票にチップの金額が書き込まれてきたり、「15%程度のチップをお願いします」という日本語のスタンプが押されてきてしまいます。
これはお互いに困ったことで、いくら文化の違いと言え、こんな事が対日本人に対して一般的になっては好意の押し付けで、気分が悪くなりますね。また、伝票にチップの金額を書いていながら、さらにチップを要求する悪質な店もあります。知らないと2重払いになってしまします。
ベッドメイク 使用したベッド1人あたり3ドル以上
 ハウスキーパー(部屋掃除のおばさん)に対して、外出時に枕の下へ入れておく。部屋を汚した時は多めに。テレビの上やテーブル上の現金はすべてチップと解釈され持っていかれます。ウッカリたくさん置き忘れると、「さすが日本人!」と感激されてすべて回収されることもあります。
タクシーを利用するとき
 流しは一般的でないし、危険な場合がある。だからホテルの係りに依頼することになる。レストランやホテルでタクシーを呼んでもらったときは、呼んでくれた人に。 1〜2ドル目的地に到着するころに、事前に支払いの計算をしなければならない。これが面倒ですね。タクシー料金は メータの10〜15% がチップの相場。支払うタイミングはクルマを降りて、荷物を降ろしてもらった時、トランクに出し入れしてもらった荷物1個あたり1ドル程度を追加しましょう。自分で荷物をトランクに入れようとすると「こいつ、チップをケチッてやがる」と受け取られます。 チップ込みの大体の額を紙幣だけで渡し、「Keep it all, Thank you」 と言うとスマートです。なお、パックツアーの行程内では、旅行代金に含まれていることがほとんどだから頭からはずしてもよいでしょう。
レンタカーは割安で便利ですが、反対通行や駐車などと事故の心配などで数年前から見合わせてます。バス、タクシーで十分と考えます。