〜 ご存知でしょうか? 電波資源は有限です 〜

大津市在住 村田 

★「滋賀県電波適正利用推進協議会」の一員として活動
 《総務省総合通信局(旧電気通信監理局)委嘱ボランティア》

[活動のあらまし]
 50年ほど前まで、電波資源は無限のように考えられておりました。ところが近年急速な通信技術の進展により、今や新たな周波数を確保維持することが困難な時代になりました。電波は空気と同じように目に見えませんが私達の生活を支えています。身近に思いつくものでも、・携帯電話・テレビ/ラジオ・パソコン無線RAN・カーナビゲーション・自動車間隔維持装置・万引き防止装置機・自動改札機・公共無線 (救急/警察/行政/鉄道/タクシー)等があり、電波の周波数は隙間なく使われています。今これらの周波数利用の見直しが世界的に行われています。
2011年7月24日に実施されるテレビ放送のデジタル化もその一環です。現在のアナログテレビはデジタル化によりチャンネルが圧縮され占有する周波数が13分の1になります。そして空いた周波数は新しいメディアに充てることになります。この分野では日本は後進国であり欧米諸国をはじめ韓国、シンガポール、中国など先進国の後を追いかけているのが現状です。
このような背景から、電波を適正に利用し、有効に使用するための周知啓発及び過密な電波事情の中、家庭で使われている電子機器などの混信妨害等について、身近な相談窓口の開設、専門機関への紹介等を行う活動をしております。
推進母体である総務省近畿総合通信局の委嘱を受け、全国では約720名、近畿では144名が活動中です。
滋賀県においては会長の岡田弘國氏(他企業OB)以下、異業種の現役・退職者等で電波に関心を持つ8名が参加しています。
発足後10年が経過しました。まだまだ知名度が低く課題を抱えたボランティア組織ですが頑張っております。


<彦根市 親子電波教室>
 電波の不思議実験とICラジオの組立て講習会

<ファミリー電波教室 大津市 高島市>

 急速に進展する技術革新の中、最新の知識に取り残されながらも、岡田会長の指導により、勉強会を重ね各推進員が互いに助け合い、知識不足をカバーしております。又、個人的には約40年間のアマチュア無線の経験と知識を活かせるよう努力しております。
 しかし難問も多く戸惑いもございます。この会員便りをご覧くださいました諸兄のお力添えを必要とする場合がございました際には、是非ご支援賜りますようお願い申し上げます。

<大津市のイベント会場で啓発活動と混信相談コーナー開設>



<西武デパート前で街頭キャンペーン>

無線局の混信等に関するご相談や電波に関わることでお困りの方は、次の滋賀県内に在住の“電波適正利用推進員”(ボランティア)にご相談いただければ、可能な範囲で解決策の助言を行うほか、必要な場合には近畿総合通信局への取次ぎなども行います。
滋賀県電波適正利用推進員協議会 混信相談窓口
  氏 名           携帯電話番号       受付時間
  大 村 寿 男 (高島市)    080-1498-2201       18:00-21:00
  岡 田 弘 國 (大津市)    080-1498-1102       13:00-17:00
  村 田 省 三 (大津市)    080-1498-1104        9:00-17:00


電波適正利用推進員協議会 ホームページ

 滋賀版 http://www.cleandenpa.net/area/25_siga/index.html
 全国版 http://www.cleandenpa.net/index.html
      (このURLは、2007年1月時点のものです)

(連絡先)
滋賀県電波適正利用推進員協議会
  社団法人 全国陸上無線協会 近畿支部内
    メール:kinki@cleandenpa.net
      (このアドレスは、2007年1月時点のものです)


<混信相談を受けて状況調査の報告書>


<ICラジオ組立て用の手順書作成中>

<出来上がったICラジオ組立て手順書>
★「私の趣味」
 どれも極められず中途半端ですが‥‥
●アマチュア無線
 電波適正利用推進協議会の活動は、40年前に趣味で始めたアマチュア無線がきっかけとなりましたが、今も松愛会ハムクラブのメンバーとしてハム仲間と交信を楽しんでいます。昔のアマチュア無線のイメージはマイクとトンツーでしたが、今では、衛星通信・画像デジタル通信・パケット通信それにパソコンを組み合わせた通信も多くなり、大きく様変わりしました。取り残されないよう懸命に追いかけております。差は広がるばかりです。

<アンテナタワーは一人で建設しました。>
●写真 今は飾り物
 5〜6年前まで銀鉛カメラ(フィルムカメラ)を主に使っておりましたが、最近では便利なデジカメを使うようになり、銀鉛カメラ、ライカ・コンタックス・ニコンはインテリアになってしまいました。デジカメで撮った写真を時々滋賀支部のホームページのトップ写真などにも投稿しています。

<撮影よりも蒐集?>
 

<愛機はPanasonicのLUMIX(FZ20)です。

●庭木の剪定と造園 ●花作りと盆栽

<細い苗木から40年>
●アゲハ蝶の飼育
 庭の山椒やミカンの木にアゲハ蝶が卵を産み付けますが、鳥やカマキリ、蜂等の餌になるため、保護して育てています。約30日間で巣立ちますが別れる時は少し寂しさを感じます。
昨年10月のサナギは越冬中で今年の春が楽しみです。

<卵〜幼虫〜第5齢虫〜サナギ〜孵化〜巣立ちへと変化>