第96回 太神山「山頂の巨大な花崗岩に建つ不動寺がある人気の山」

◆実 施 日 : 2008年3月20日(木)

◆参加人員: 7名(内家族会員 0名)

◆コース  : 湖南アルプス登山口〜迎不動〜中不動〜泣き不動〜二尊門〜不動寺(昼食)〜往路を下り湖南アルプス登山口

◆リーダー : 南岡斡次氏 歩行距離 9km 3時間30分 

◆経  過  :

*天気予報の通り雨、参加人者は予想に反して少ない、雨と寒さが加わり、出足を鈍らせたのであろう。

*通常ならストレッチで体をほぐすところ省略し、スパッツなどの雨具を民家の軒下を拝借し着用、9時50分出発。
 
*約30分で「迎不動」到着、本日の安全祈願し小休憩、大きなコース案内板で道順確認し天神川を上流へ向かう。

*岩の風化が目立つ、東大寺や都を建立のため豊かな森を切り出し禿山になったとの伝え、今は地肌が隠れる程度、再生には膨大な時間がかかる。

* 登山口から70分で「中不動」に着く、一間半ほどの造りだが腰掛けもあり休憩、内側の梁に『陽行は徳を貪るなり 陰行は徳を積むなり』と板書にある、しばし意味を論議し楽しむ。

*25分ほどの歩きで、大きな自然石に刻まれた「泣き不動尊」着。
(泣き不動の由来:三井寺の智興上人の難病の平癒を願い、弟子が上人に代って難病平癒の祈祷を受け、苦しみで泣いておられる不動様の夢を見る、その後治癒した)。
*二尊門を通り15分で不動寺の表門へ、雨が上がるが霧が立ち込め寒い、標高600m気温6℃、境内に立つ杉の巨木を見上げると霧に覆われている。
* 不動寺への急峻な石階段を上がる、右手に巨大な柱が見え何本も組まれている、清水寺と同様の舞台造りで、不動寺の建物を支えている、下からの眺めは迫力ある。

*不動寺へ参拝してノートへ記帳する、丁度12時。 
  二等三角点を確認し、石段を降り境内の休憩所に戻り昼食。宿坊の好意で室内へ入り、ストーブで暖を取る。

*宿坊へお礼を述べ、13時10分下山開始、元の登山口へ14時40分到着し解散。
雨の中を出発したが、ひどい降りにはならず霧の中の不動寺はより厳粛に感じることが出来た。
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