第77回 「眺望と景観の霊山(766m)へ」

◆実 施 日 : 2006年5月18日(木)

◆参加人員: 15名(内家族会員 2名 内他支部会員 5名)

◆コース  : JR柘植駅〜野村バス停〜霊山寺〜霊山々頂〜田代池〜霊山寺〜JR柘植駅

◆リーダー :  南岡 斡次氏   歩行距離  14.4Km

◆経  過  :

 

*JR柘植駅でコースを案内、三重交通バスに乗車、乗客は一行のみ、車内でコース詳細な説明を受ける。
*野村バス停下車、ストレッチ体操と諸連絡の後出発。
  道々の野草の彩に目が向く、ツメクサ・ウマノアシガタなど野草を観賞。
*中腹の霊山寺に到着、かっては山頂にあったが「天正伊賀の乱」で焼失し現在地へ再建された寺である。
  休憩をとり身支度を整えて山頂に向けて出発。

  *山頂近くはツツジが満開、アセビの大木がトンネル状に登山道を覆う。
  ねじれた幹と枝の広がりは美しい、アセビは三重県の天然記念物である。
*霊山々頂11:20到着、悔しいことに雲で視界が全く不良、霊山寺跡の石室の聖観音立像に参拝する。
  昼食予定を変更し田代池へ向かう。
  *大阪市立伊賀青少年野外活動センターに立ち寄り、田代池畔のキャンプ場ハウスを拝借して昼食。
  本来は有料であるが無料としてくださる。
* 昼食後は田代池を散策、伊賀は芭蕉の生誕地、池沿に芭蕉の句札がある。
 
   「さまざまな ことを思ひ出す 桜かな」

*霊山の緑は池に映え静けさを覚えさせる。
  池をバックに堰堤で記念撮影、ワラビ採りやナルコルリなど楽しみ、田代池を来た道を帰路につく。
*予定時間通りJR柘植駅へ到着、16:15発の草津行きに全員乗車し解散。
 
 
★天候は曇天、前日の天気予報は朝まで雨、集合地から見上げる山頂は雲に覆われている。
  「眺望と景観の山」の案内タイトルがリーダーの気を重くする。
  濃緑の山間から立ち昇る雲柱の景観もまた乙なもの、幸い傘を広げることもなく、楽しい山歩きであった。
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