
『　旧草津川のサイクルロードを行く　』

◆はじめに
私の住んでいる草津市を東西に流れていた旧草津川の川床は、市街地で平地より５～６ｍ、堤防までは９～１１ｍの高低差を持っており、街並みより高い位置を流れる「天井川」として、かつて教科書にも掲載され全国的にも有名でした。　川としての役割を終えた今、全長約７ｋｍにわたる「緑軸」となる公園として整備され、草津市の新しいスポット・公園として生まれ変わります。　琵琶湖からJR東海道新幹線までを６つの区間に分け、区間２から区間５までの各区間には「草津川跡地利用計画に基づき設定されたテーマをもとに整備されます。　現在「区間２：ａｉ彩ひろば」約１．２ｋｍと「区間５：ｄｅ愛ひろば」約０．８ｋｍが開園されてます。　この２つの区間をサイクルロードが繋いでいます。
「元画像提供：草津川跡地公園パートナーズ」　サイクルロード（自転車歩行者専用道路）ですが、旧草津川の南側堤防に作られており、バイコロジー特定推進事業として、昭和５８年から整備が進められてきました。信号が全くなく、交差点も２～３箇所で、高い所からの眺めも良く、川原に植わっている木々も季節を感じられて、散歩やジョギング、サイクリング等の健康づくりに大変良いコースです。
◆今回、メロン街道から国道１号線の間で見どころを紹介します

最初の区間２「ａｉ彩ひろば」は、北側の歩道にも自転車道が作られており、周囲は約２．４ｋｍあります。その中には、ストロベリーファクトリーや「ＧＲＥＥＮＬＯＦＴＴＨＥＰＡＲＫ（グリーンロフトザパーク）」と名付けられた商業地にはデイキャンプやＢＢＱサイト、スケートボードパークやレンタルフォーム、レンタサイクルなど様々な魅力が集まった、まさに１日楽しめる新スポットがあります。駐車場も無料ですので遠くからでも一度来てください。

区間２ａｉ彩広場の西側入り口付近でメロン道路よりサイクルロードを見る	サイクルロードは自転車道と歩道とが色分けされいる
ストロベリーファクトリー	イチゴの直売所
にぎわい活動棟（北側サイクルロードより）イベントや研修などの開催に有料で利用できます	「ＧＲＥＥＮＬＯＦＴＴＨＥＰＡＲＫ」緑と融合したガーデンショップ＆カフェ
「ＧＲＥＥＮＬＯＦＴＴＨＥＰＡＲＫ」手ぶらで来られるＢＢＱサイトがあります	南側に山田小学校（ため池を埋め立て建設）
浜街道よりａｉ彩ひろば入口（無料駐車場）メロン街道より浜街道迄１．２ｋｍ	ai彩ひろばのエリアマップ
浜街道からＪＲ琵琶湖線迄の区間３（1.7ｋｍ）と区間４（1.2ｋｍ）のサイクルロード沿線を紹介します。
浜街道から区間３サイクルロード	我が母校松原中学校２００ｍ毎に標識（琵琶湖湖岸迄距離表示）
弾正池を埋めたて出来た弾正公園	公園の中に草津総合体育館奥の遊具施設は３月にオープン
区間３のサイクルロードを東へ旧草津川は未整備です	川を切り開いて出来た大津湖南幹線の上に砂川橋（サイクルロード）がかかる
砂川橋より湖南幹線道路を眺める	砂川橋より草津高校を眺める
区間４旧草津川堤防の歴史を見る	区間４サイクルロード木陰で一休み
区間４野村運動公園と新体育館（野村運動公園は池を埋立造成）	ＹＭＩＴアリーナオープン（７月１日）
区間４大江霊仙寺線が堤防を切り開き造成その上にサイクルロードの橋	橋の上から大江霊仙寺線南を見る
区間４サイクルロード更に東へ向かう	区間４川の下を通るＪＲ琵琶湖線現在川の下にトンネルがあるのは２ヵ所
最後に区間５のｄｅ愛ひろば（0.8ｋｍ）です。　堤防の両側約1ｋｍに亘り桜が植えられており、明治時代から桜の名所として市民の憩いの場所でした。　「クサツココリバ」という商業エリアがあり、現在３店舗が営業しています。　　　旧東海道の歴史街道の「草津川マンポ」の上に、市内をちょっと高い視野から眺めることができる公園＆遊歩道＆サイクルリングロードに生まれ変わっています。　駐車場も２ヶ所（一時間は無料）あり、休日は多くの市民で賑わっています。
区間５ｄｅ愛広場サイクルロードの桜	de愛広場サイクルロードと桜
de愛広場から琵琶湖側を振り向く	de愛広場の桜北側を見る
川底のひろばよりサイクルロードを	区間5 de愛広場のエリアマップ
サイクルロードの桜をスケッチしました
公園の草津マンポの上から南側商店街		de愛広場より草津市役所
de愛ひろばの噴水広場（川底）		de愛ひろばに３つの商業施設レストランではピザが美味しい
de愛広場ロード琵琶湖迄６km 広場の東側駐車場入口付近		de愛広場北側歩道（自転車は不可）
国道１号線にかかるくさつじゅく橋以前は川の下のトンネルの中を１号線が走る		旧草津川を切り開いてＨ３１年３月に完成
		２０１９年　７月　　　　　　　　投稿者　草津市　岸本　有平さん