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私の住むまち堅田 『 堅田衆(湖族)の本拠地 』
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◆はじめに
私が住んででいる 堅田地区は その昔、本堅田、今堅田、衣川の三つのまちを合わせて「堅田浦」と
称され、そこに住む人々を「堅田衆(湖族)」と呼びました。
今回は琵琶湖周辺にある、「本堅田」と「今堅田」の風景を散策しながら紹介します。
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◆まずは堅田の玄関口「JR堅田駅」です。 |
現在のJR堅田駅前①
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案内看板 「湖族の郷 堅田」
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昭和44年まで湖西の唯一の交通手段は、江若鉄道でした
当初は浜大津から福井の若狭まで延伸する予定でしたが実現できず。
昭和44年(私が中学2年)の時に廃線、昭和49年に現在のJR湖西線が開通しました。
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旧江若鉄道の堅田駅
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◆歌川広重の浮世絵で有名な「浮御堂」周辺を探索
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近江八景「堅田の落雁」
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道路標識②
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堅田駅から国道161号線を雄琴方面に約400m行けば
道路標識があります。
左折すれば奥比叡ドライブウエーですが、今回は右折し300m程で観光駐車場(無料)に到着
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堅田観光駐車場③
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周辺の案内看板
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まずは、本福寺へ
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本福寺門前
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◆本福寺(浄土真宗本願寺派の寺院)
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浄土真宗の中興の祖といわれる蓮如が、寛正6年(1465)比叡山衆徒のよる大谷本願寺の破却に遭い、
やむなく堅田に逃げてこの本福寺に身を寄せたとのことです。
門をくぐれば立派な松の木があります。
また、本福寺第十一世住職の明式(みょうしき)は芭蕉の高弟で、芭蕉は三度も訪ねています。
境内には芭蕉翁の句碑「からさきの 松は花よりおぼろにて」や肖像碑もあります。
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本福寺の境内の立派な松④
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蓮如の像
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蓮如堂
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鐘楼
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芭蕉翁肖像碑
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◆浮御堂(臨済宗大徳寺派 海門山 満月時)
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西暦995年建造、「一千体の阿弥陀仏」を刻んで 「千仏閣」「千体堂」と称している。
湖中に突出している為、伊吹山、 長命寺、 三上山、比良連峰等が見え、風景絶景である。
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山門(楼門)⑤
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浮御堂
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浮御堂へ
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一千体の阿弥陀仏が安置されています
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浮見堂からの絶景1
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浮見堂からの絶景2
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浮見堂からの絶景3
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浮見堂からの絶景4
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浮見堂からの絶景5
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バス釣り人と三上山
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蓬莱山(琵琶湖テラス)
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琵琶湖大橋の向こうに伊吹山
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オオバン
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周辺は、野鳥の宝庫です
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ユリカモメ(渡り鳥)
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トンビ
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◆浮御堂から出島灯台までの湖岸散策路 |
浮御堂から出島灯台までの湖岸は実に風情があり散策にお勧めです。
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再び、湖岸へ
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「湖族の郷 文学碑」 城山三郎
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琵琶湖に静かにたたずむ浮御堂
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湖岸に敷き詰められた石畳み ⑥
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湖岸に群れるユリカモメ
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出島灯台⑦
かつての湖上関跡に建つ木造の 灯台。
明治8年(1875)に建てられた。
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大津市の有形民俗文化財「出島の灯台」の説明
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灯台の向かい側には「杢兵衛造船所」
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◆出島灯台から道の駅「米プラザ」までの散策 |
出島灯台からも、まだまだ湖岸の石畳を歩き道の駅「米プラザ」に向かう 。
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出島灯台を後にして
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湖岸の石畳を歩いて琵琶湖大橋へ
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途中でこんな方々にも遭遇 波が穏やかな日は気持ちが良いのでしょうね
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琵琶湖大橋の下をくぐるトンネル 歩行者と自転車のみ通行可 ⑧
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◆本日の最終地点 道の駅「米プラザ」到着 約2時間の散策時間でした。 |
道の駅「米プラザ」⑨
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◆散策経路 |
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① JR湖西線「堅田駅」
② R161号線 交差点
③ 堅田観光駐車場
④ 本福寺
⑤ 浮御堂
⑥ 湖岸の石畳
⑦ 出島灯台
⑧ 琵琶湖大橋下トンネル
⑨ 道の駅「米プラザ」
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2018年 7月
〈投稿者〉 大津市 冨田 武雄さん |
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