『 我がふるさと 湖南市石部町 』

                                   
◆石部町に移り住んで30年が経ち、草津線が電化となり便利になった石部を紹介します。
 
◇石部の変遷
  明治22年4月1日  石部村が発足
石部町は東海道五十三次の宿場町「石部宿」
         
  明治36年6月1日  町制施行により石部町となる
  平成16年10月1日 石部町は甲西町と合併し湖南市
               となる
◇湖南市の木       うつくし松
◇湖南市の花       サツキ
◇湖南市の鳥       ウグイス
◇湖南市の人口     54,917人
◇旧石部町の人口   11,879人 (2018.01.01現在)
 
 
◇JR石部駅

改札口


石部駅前


石部駅前のロータリー


石部駅前広場にある東海道五十三次の案内

 
◇石部駅に隣接する施設 『コミュニティーハウス』
  鉄道利用者の待合せや観光案内所の他に市民の交流・憩いの場となっています
 

コミュニティーハウスの外観


コミュニティーハウスの中には案内所があります


コミュニティーハウスの内部
ベンチがあり誰でも休憩できます


冬場はペレットストーブが焚かれています
(木質バイオマスのペレットを使用)


レンターサイクルもあります


小川コーヒーも販売されています(200円)
(営業時間 月~金 8:00~16:00)

レンターサイクルの貸出料金




 
  
◆石部の地場産業紹介

   石部で140年の歴史がある地場産業の『竹内酒造』さんを初めて訪問しました。

 創業は明治五年。
竹内酒造さん
              
 四代目の善衛門さんが幻の酒ともいえる「語らずの酒」
として伝えられた高品質の酒づくりをめざしていました。
この時代まで語り継がれた「語らずの酒」と言わしめた
ものは、石部の土地が、酒づくりに適した環境であった
ことに起因していると言えそうです。
 今の時代でも尚、この自然の恵みを存分にいただき
ながら、高品質な酒づくりをめざしています。
 清酒「香の泉」は豊かな自然と人情あふれる宿場町
石部”で生まれ、近江の地酒として親しまれてきました。
人と自然の調和のなかで伝統を守りぬき、蔵人の魂まで
も注ぎ込んだ本物の酒こそ、人の心と語りあえる友として
の「うまい酒」と信じ、一本一本心を込めて造り続けており
ます。
    (竹内酒造パンフレットからの抜粋)
※商品等は竹内酒造さんのホームページでご覧ください。
   

竹内酒造さんのパンフレット


竹内酒造さんの新事務所

   
   

◆『竹内酒造』さん周辺の地域紹介

竹内酒造さんの旧事務所
旧街道に面しています


竹内酒造さんの旧事務所前の道路(旧街道)



石部中央交差点付近


石部中央交差点付近
角に「道の辺広場」が設けられています


道の辺広場


寄付金で作成させたモニュメント


このような立て看板(案内板)が石部には沢山あります


石部城跡」の案内板

 

◆竹内酒造さんの酒造りの現場見学

 製造現場は、事務所近くの倉庫から案内して頂きました。            
倉庫及び作業場所は沢山あり、衛生管理等もしっかりされていました。
 ただ、お米を蒸す作業は朝早くから行っており、訪問した午前10時には終了していました。
 
酒造りの大まかな工程は  (竹内酒造さんのHPを参照)
 
【 精米(磨き)、洗浄、浸水  】
   
【 蒸 米 】  
                              
【 麹米づくり 】 【 掛 米 】 【 水 】    
 適温に冷まされた蒸米は、麹室と呼ばれる特別な部屋に運ばれ、
そこで麹菌を振り掛け、適温に保ちながら揉みと保温を繰り返し、麹菌を繁殖させていく。(2日間程度)
                                  
【 酒母づくり  醪(もろみ)づくり 】  
酒母は、寒い中、小さいタンクに米麹・掛米(蒸米)・水を入れて作られる  
   
タンクで3段階に分けて発酵進める  
   
【 絞 り 】   
   
【 保管・瓶詰め 】  
 
 

事務所近くの倉庫、ここから見学開始


倉庫内には原料となる酒米も保管されています


お米を蒸す作業場1


お米を蒸す作業場2


酒母をつくるタンク


タンク内の発酵中の酒母


お酒を絞り出す機械


絞り出したお酒(原酒)


保冷庫


保冷庫の内部


瓶の洗浄作業


洗浄済みの瓶


お酒の品質管理


倉庫内に保管されている出荷前のお酒


海外へ輸出しているお酒


海外へ輸出しているお酒のラベル

◆蔵元祭り (冬の酒蔵めぐり) 
   2018年2月11日に開催

 毎年建国記念日に実施している蔵元祭りが今年も実施されました。
蔵元祭りのパンフレット

             
石部駅と甲西駅の旧東海道にある北島酒造と竹内酒造を訪れ、
絞りたての日本酒を試飲することができます。
歩いての散策は、約7kmのコースになっています。
石部駅から竹内酒造さん行きの無料シャトルバスもあります。
(湖南市の応援が有りました。)
 
 
 
 
 
 
 
 

試飲コーナーへの長い列1


試飲コーナーへの長い列2


試飲コーナー


試飲コーナーのお酒


湖南市からの広報部隊


広報への協力のお願い


販売コーナーもあります


今年一押しのお酒です(蔵祭り限定)


子供にインタビュー中


酒造りに欠かせない「きき水」コーナーもあります



湖南市の婦人部が、豚汁・おにぎり・甘酒・焼酒粕の販売もやっています
                                                2018年 3月          
                            〈投稿者〉 湖南市 芳野 昌治