近江の城　　〜その２〜

長浜城

羽柴秀吉は今浜に天正三年、初めて自分の城を築く。地名を長浜と改めたが、これより先、天正元年、浅井、朝倉両氏を滅ぼした功により、一躍、湖北三郡を与えられた。
豊臣氏が滅亡のあと、完全に城は取り壊された。
現在の天守閣は市民の寄付と熱意で昭和５８年に再興された。
緑に囲まれた豊公園として市民の憩いの場となっている。
天守閣より琵琶湖を望むことができ、天気の良い日は竹生島、彦根城、安土城址、関が原古戦場
がパノラマで見える。
豊公園の湖周道路から見る夕日は日本の夕日１００選に入っている。
又、日本のさくら名所１００選にも選ばれた名所である。
近くには、城下町の面影を残す町並みや、明治時代の豪商の迎賓館（慶雲館）やかっては黒壁銀行と呼ばれた建物の復旧跡を中心にガラス文化に触れることのできる黒壁スクエアなどがある。