湖底の廊下

宍道湖は周囲42kmの日本で7番目の大きさの湖です。

宍道湖の夕日は特に有名で、松江を代表する観光風景となっています。

美術館の南には夕日を見る絶好ポイントの「「夕日スポット・トルパ」があり、連日大勢の観光客が訪れています。

夕日スポットの220m沖にある宍道湖唯一の島「嫁が島」は、幅27m長さ150mの小さな島で、その昔姑にいじめられた若嫁が実家に逃げ帰る途中、近道をしようと凍った宍道湖の上を歩いていたら、氷が割れて湖底に沈んだが、一夜にしてその亡骸を乗せて浮かび上がった島だと云う伝説からその名が付けられたとされています。

宍道湖は水深6メートルの湖ですが、夕日スポットから嫁が島までの湖底には水深1m程度の浅瀬が湖底の廊下のように続いており、毎年夏にはその浅瀬を通って嫁が島を往復する「歩いて渡る嫁が島」というイベントが行われいます。


(情報 千田)


嫁が島(右奥は松江しんじ湖温泉) 宍道湖の夕日
夕日スポットから夕日を見る人 歩いて渡る嫁が島