金運が授かる「宇部神社」

鳥取市国府町にある宇部神社は大化4年(648年)創建で、武内宿禰命を御祭神とし、因幡の国の一の宮として信仰されてきた神社です。

このように由緒ある神社ですが、現在は金運の神様、商売の神様として多くの参拝者が訪れています。

これは明治32年我が国の神社として初めてお札の図柄に採用され、以後大正昭和と数回お札の図柄に登用されたことに起因しています。

神社は境内に入ると左手に130段の階段があり、その階段を上った所に本殿があります。
島根県には出雲大社や太鼓谷稲荷のような大きな建物の神社がありますが、鳥取県には大きな建物を持つ神社がなく、この神社の本殿も因幡一の宮にしては小さな建物です。

またこの地にはキリンビールのマークで知られるようになった空想上の動物麒麟が住んでいると云われ、毎年4月には無形文化財になっている麒麟獅子舞が奉納されます


(情報 千田)

宇部神社入り口 本殿へ続く階段
本殿 宇部神社と武内宿禰命の描かれたお札