「山陰歴史館」の懐かしい生活用具

「米子市立山陰歴史館」は、米子駅の北約1kmの国道9号線との交差点近く、現米子市庁舎の筋向いにあり、その建物は1930年に建設された赤レンガの旧市庁舎で、米子市の文化財に指定されています。

展示内容は米子城の歴史、淀江の和傘、近隣の古墳から発掘された土器などが中心ですが、その一画に昭和の初めから30年頃までの生活用品が展示されています。

焼けた炭を入れるアイロン、足踏みミシン、「くど」と呼ばれていた小さなかまど、真空管ラジオ、洗濯板にたらい、瀬戸物やブリキの湯たんぽなどの生活用品や小学校の机やいすなど、「そういえば小さい頃は身近にこういう物があったなあ」という懐かしいものが数多く展示されています。

入場は無料ですので一度覗いてみて、今では思い出すこともほとんどなくなっている幼いころの思い出に浸るのもいいものです。

なお毎週火曜日と祝祭日の翌日、年末年始は休館です。


(情報 千田)

ライトアップされた「山陰歴史館」 たらい・洗濯板・湯たんぽ・等
くど・水がめ・火鉢 小学校の机といす