龍の神社

鳥取県琴浦町のJR赤崎駅の東2km程の所に、地元では「荒神さん」と呼ばれて親しまれている神崎神社があります。

神社の創建は定かではありませんが室町時代といわれています。

神社の拝殿の向拝天井には見事な龍の彫物があり、鳥取県唯一の龍の神社として辰年の今年は参拝客の急増が期待されています。

この神社には、他にも壁や扉などいたる所に人物や動物・花等の彫物が有ります。

またこの神社から海岸に出た所は、江戸時代は菊港と呼ばれ、千石船が寄港してにぎわった港だった所ですが、今はその面影は何もなく、唯一突堤の先端に昔はここから旅立ったということから「波しぐれ三度傘」と呼ばれている3体の「またたび者」の像が設置されています。


(情報 千田)


拝殿向拝天井の龍 拝殿扉の神宮皇后
本殿床下の動物と花 波しぐれ三度傘