日韓友好交流公園・風の丘

1819年現在の韓国慶尚北道平海を出航した韓国商船が嵐により難破し、鳥取藩赤崎(現鳥取県琴浦町)沖を漂流しているところを鳥取藩が船長以下12名を救助し、当時鎖国状態にあったにもかかわらず、2ヶ月以上に渡って手厚くもてなした後、長崎経由で無事本国に送り届けました。

また1963年には、韓国釜山港を出航した漁船が機関の故障で赤碕沖に漂着、乗組員8人は地元民の介助と募金などの援助により船を修理し無事釜山港に帰ることができました。

このような史実より、日韓友好の永続を願い、漂流地を見下ろす丘に当公園が設立されました。

当公園には公園入口横にある「日韓友好資料館」をはじめとする数々の韓国風建造物や記念碑・重さ2tonの石の羽根が自然の風で回る「石風車」・韓国で古くから守り神としてあがめられている溶岩で作られた石像「トルハルバン」などがあります。


(情報 千田)


公園入口 日韓友好記念碑
石風車 トルハルバン