我が町は名和

大山町名和地区は建武の中興で後醍醐天皇を守って戦った名和長年(なわながとし)ゆかりの町です。

船上山に立てこもって奮戦した名和一族の英霊を祀った「名和神社」や300余基の五輪塔のある「名和一族の墓群」などは有名です。

しかしそれ以外にも、長年と二人の子供の首塚として伝えられるこの地方では珍しい大型五輪塔の「三人五輪」、弓の名人と言われた名和一族が弓の修練に使ったという「的石」、後醍醐天皇が隠岐の島を脱出してこの地に着いた時に腰を掛けてお休みになったという「御腰掛の岩」、名和家菩提寺の「長綱寺」など町のいたるところに名和一族にまつわる史跡があります。

市町村合併で町の名前は名和町から大山町に変わりましたが、地元老人クラブが定期的に「名和一族の墓群」の清掃を行なっているなど、今でもこの地域は名和と共にあります。

(情報 加藤)



名和神社 名和一族の墓群 三人五輪

的石 御腰掛の岩 長綱寺