宍道 『夫婦岩』(めおといわ) |
今年はイノシシ年。勇敢に進みましょう!!年齢(とし)を考えて!! 宍道の名の由来は、「出雲国風土記」にあるように、大国主命が犬を使って猪狩りを行い、猪が通った道、すなわち猪道(ししじ)が変化して宍道になったと言われている。そして、2頭の猪と、犬は石になったと伝えられている。 ここで問題!! 「出雲国風土記」に記載されている猪石と犬石はどこにあるか? 実は二か所が候補に挙がっていて、まだどちらか決着がついていない。 その中の一か所は以前に「我が町」で紹介し、掲載されている「石宮神社」。ここには猪石が2体と、犬石(御神体)が鎮座している。 1つは、「宍道の郷、郡家(国庁)の真西37里(さと)・・・追い給いし猪の像(かた)、南の山に二つあり、・・・」とある。では南とはどこからのことか?どこを基点として言っているのか。 2つ目の問題は、猪岩2体と犬岩の大きさが「出雲国風土記」に「一つは長さ2丈7尺(約8m)、高さ1丈(約3m)、周り5丈7尺(約17.6m)なり、・・・・」などと明確に記載されている。この寸法は「石宮神社」の猪石2体と犬石の寸法とぴったり一致する。 (情報 和田森洋) |
夫婦岩入り口 | 正面から見た夫婦岩 |
やや斜めから見てみる |
夫婦岩を上方から見下ろす |
夫婦岩を管理している大森神社全景 | 大森神社本殿 |