「名探偵コナン」の町

境港市は「げげげの鬼太郎」の作者水木しげる氏の生まれ故郷で、現在妖怪の町として多くの観光客が訪れていますが、同じ鳥取県の北栄町は「名探偵コナン」の作者青山剛昌氏の生まれ故郷で、コナンを町の観光のシンボルにしています。

北栄町役場から国道9号線までの1km弱の直線道路はコナン通りと名付けられ、由良川にかかるコナン大橋は四隅の橋柱にコナンの像があり、欄干は十数枚のブロンズ板のコナンの絵で飾られています。

また橋を過ぎて9号線までの道路沿いには、石に埋め込まれた15枚のコナンの絵が等間隔で設置されています。

但し境港の水木しげるロードが道の両側が土産物屋や食べ物屋などで埋め尽くされているのに対して、コナン通りは道沿いに家がほとんどなく、観光客を誘致するには寂しすぎる感があります。

コナン通りが9号線と交わる少し手前に、入り口に少年探偵団の像やコナンに登場する車が展示されている「青山剛昌ふるさと館」があり、ここにはコナンの原画をはじめ、コナンにまつわる様々な資料が展示されています。(館に入るには700円の入館料が必要です)

「青山剛昌ふるさと館」の隣、9号線に面して「道の駅大栄」があります。
今では道の駅は全国各地にありますが、この大栄が全国で初めて道の駅に認定された、所謂全国の道の駅の1号店です。

コナンの像はこの道の駅や、JR由良駅の前等にもあります。

(情報 千田)


コナン大橋のコナン像 コナン大橋欄干のブロンズ板 コナン通りのコナン画
青山剛昌ふるさと館 道の駅大栄の全国1号認定碑 JR由良駅前のコナン像