出雲かんべの里

松江市の南部「八雲立つ風土記の丘」に隣接する「出雲かんべの里」は約18haの広大な面積を有していますが、そのほとんどは森林です。
平成18年から市民団体「かんべの森を守る会」を中心に一般市民も参加して、不要木の伐採、下草刈り、植樹を行い、伐採した木で展望台の東屋や看板・ベンチを作る等をして、荒れ果てていた森が、市民の憩いの場の「かんべ自然の森」として生まれ変わりました。

「出雲かんべの里」には「工芸館」「民話館」の2つの建物があります。

「工芸館」ではふるさと伝統工芸品指定の「松江和紙手まり」「安来絣(機織り」をはじめとして、籐細工・木工・陶芸のものづくり教室が開かれています。
また土・日・祝日だけですが、「かんべ茶屋」が開かれ、かんべの里で採れた出雲そば等を食することができます。

「民話館」ではいろりを囲んで語り部による出雲民話を聞いたり、マジックビジョン(立体映像)による「耳なし芳一」の上映、出雲神話や出雲民話等を50話ほど集めたAV室、民話にまつわる資料の展示室等があります。


(情報 千田)

かんべの森展望台 工芸館
松江和紙手まり教室 民話館