平田一式飾り

「一式飾り」とは陶器・茶器・仏具等の生活用品の中の一式だけを巧みに使い分けて物語上の人物や動物等を作り上げる出雲市平田町(旧平田市)の民俗芸術です。

寛政年間この地方で悪病がはやった時、茶器一式で大黒天像をつくり、悪病退散を祈って天満宮に奉納したのが始まりといわれています。

毎年7月20日から3日間天満宮の夏祭りに10以上の町内が競って製作奉納しています。

以前は歌舞伎やおとぎ話などが題材の主流でしたが、最近はテレビ・映画の人気作品や時の話題などを題材にしたものも増えてきています。

「平田本陣記念館」の横には一式飾りの常設館があり、ここでは一年中見ることができます。


島根県斐川町・鳥取県南部町等でもこの一式飾りが製作されています。

(情報 千田)