べた踏み坂の「江島大橋」

江島大橋は日本で5番目に大きい湖、中海にある江島と対岸の弓ヶ浜半島を結ぶ橋です。

松江市街地から中海の大根島・江島を通って境港市・米子市を結ぶ主要道路の中にあり、1日に1万5千台の自動車が行き交っています。

以前は、江島と米子・境港を結ぶ道路は現在の橋の少し南にあった中浦水門の上を通っていましたが、水門が跳ね橋形式であったため、船が通る度に跳ね橋が上がり道路は10分近く通行止となる上に、大型トラックは通行できないという交通障害が発生していたため、2004年に現在の橋が建設されました。

現在の橋は下を5,000トンクラスの船が通行できるように、水面からの高さは約45mあります。

橋は全長1.7kmありますが、西側(江島側)の入り口から一気に登っていますので、西側の入り口から見ると壁を登って行くように見え、2014年年始から始まった軽自動車のCМにより、「べた踏み坂の橋」として一躍有名になり、観光客が大勢押しかける観光地となっています。


(情報 千田)

江島大橋 江島側の入口(べた踏み坂)